最初に。
アオリイカ釣りをしていると、
「さっきまで触っていたのに、急に何も起きなくなった」
こんな経験は誰でもあります。
この現象。
実は偶然でも、運でもありません。
アオリイカが“釣れなくなる瞬間”には、はっきりした境目があります。
アオリイカが釣れなくなる瞬間。
それは「違和感を確信した瞬間」です。
① アオリイカは“抱いた瞬間”ではなく
“見た瞬間”に判断を始めている。
多くの人は
「抱いてから見切られる」
と思っています。
しかし実際は違います。
アオリイカは
エギを見た瞬間から
すでに警戒と確認を始めています。
・沈み方が自然か
・姿勢はおかしくないか
・動き出すタイミングが不自然ではないか
これらを
ほんの数秒で見ています。
そして
「何かおかしい」と感じた個体は、
同じエギに二度と反応しなくなることが多い。
これが
釣れなくなる最初の分岐点です。
② 1杯釣れた直後が、最も危険な時間帯。
アオリイカは単独行動に見えて
実は視界を共有する距離に複数います。
1杯掛ける。
暴れる。
水中でフラッシングが起きる。
この時点で
周囲のイカは警戒モードに切り替わる。
釣れた直後に
同じコース
同じレンジ
同じアクション。
これをやると
一気に沈黙します。
「さっきまで釣れてたのに」
の正体は、これです。
③ 人の動き・音が重なった瞬間。
アオリイカは
視覚が非常に発達しています。
それ以上に
「振動」と「影」に敏感です。
・足音
・荷物を置く音
・ヘッドライトの光
・人影の揺れ
これらが
短時間に重なった瞬間。
アオリイカは
「ここは危険な場所」と確定判断します。
この判断が入ると
その場から消えるか
底で完全に動かなくなる。
結果
釣れなくなります。
④ エギを“見切った記憶”が上書きされた瞬間。
アオリイカには
短期記憶があります。
一度
「この動きは危ない」
と記憶したエギ。
数分では忘れません。
同じエギ
同じカラー
同じ動かし方。
これを続けた瞬間
完全にスイッチが切れる。
逆に言えば
・サイズ変更
・沈下速度変更
・角度変更
これだけで
突然復活することも多い。
⑤ 実は“釣れなくなった”のではなく
タナが変わっただけの瞬間。
これは見落とされがちです。
アオリイカは
警戒すると
上から下へ移動します。
表層 → 中層 → ボトム。
多くの人は
「反応が無くなった」と判断して
場所移動します。
しかし実際は
足元の影・ボトムで静止しているだけ。
この瞬間を拾える人だけが
もう1杯を獲ります。
まとめ。
アオリイカが釣れなくなる瞬間は
偶然ではありません。
・違和感を確信した瞬間
・1杯釣れた直後
・人の存在を強く感じた瞬間
・同じエギを見切った瞬間
これらが
重なった時に起きる必然です。
逆に言えば。
「釣れなくなった理由」が分かれば
対処は必ずあります。
釣れなくなった時こそ
アオリイカ釣りの
一番面白い時間帯です。

