活きアジが元気すぎると釣れない理由

結論から言います。

活きアジが元気すぎると、アオリイカには「捕りにくいエサ」に見えてしまう

これが一番の理由です。

 釣り人目線で説明します。
(南紀・ヤエン釣り前提で書きます)


活きアジが元気すぎると起きること

まず「元気すぎるアジ」とは、

・遊泳スピードが速い
・一定方向に安定して泳ぐ
・頭が下がり気味で水平姿勢
・急なダッシュ・方向転換が多い

こういう状態です。

人間目線では
「めちゃくちゃ良さそうな活きアジ」
に見えますが、
アオリイカ目線では逆です。


アオリイカは“元気な魚”を追いかけるのが苦手

アオリイカは青物ではありません。

・瞬間加速は得意
・長距離追尾は苦手
・失敗を嫌う捕食者

です。

そのため、

元気すぎて速く泳ぐアジ

失敗リスクが高い獲物

と判断されやすくなります。


「食う気がない」のではなく「手を出せない」

ここが重要です。

元気すぎるアジの時、

・寄ってくる
・周囲を回る
・触腕が伸びない

という状況がよく起きます。

これは

「興味がない」のではなく
「今は仕留めにくい」

という状態です。

アオリイカは
確実に捕れる時しか抱かない
生き物です。


元気なアジは「異常がない=警戒対象」

自然界では、

・弱っている
・姿勢が崩れている
・動きに違和感がある

これが「捕食スイッチ」です。

逆に

・速い
・安定している
・姿勢が綺麗

こういう個体は
健康体=危険な相手
と認識されやすい。

特に大型アオリほど
慎重になります。


ヤエン釣りで顕著に釣れなくなる理由

ヤエン釣りでは、

・アジの泳ぎ姿
・頭の角度
・スピード

これがそのまま釣果に直結します。

元気すぎるアジは

・棚を勝手に上がる
・横走りが多い
・頭が下がりやすい

結果、

アオリイカの下からのアタックラインに入らない
という現象が起きます。


実際に「釣れるアジ」の状態とは

釣れる状態の活きアジは、

・泳ぐが速すぎない
・頭がやや上向き(20〜30度)
・フラつきが少しある
・時々止まる

この
「元気すぎない」
「少し弱って見える」
状態です。

南紀では特に
頭が上がっているアジ
の反応が明確に良くなります。


なぜ「弱って見える」と抱くのか

理由は単純です。

・成功率が高い
・エネルギー効率が良い
・失敗リスクが低い

アオリイカは
「美味そう」ではなく
「捕れるかどうか」で
判断しています。


釣れない時ほどやってほしい調整

元気すぎるアジの時は、

・オモリ付きヤエンを使う
・ゼイゴ側に負荷をかける
・頭が自然に上がる姿勢を作る

これだけで
反応が一変することが
本当に多いです。

「アジを弱らせる」のではなく
「弱く見せる」
という考え方が重要です。


まとめ

活きアジが元気すぎると釣れない理由は、

・速すぎて捕食成功率が下がる
・異常がなく警戒対象になる
・アオリイカの攻撃角度に入らない

という
アオリイカ側の都合
です。

ヤエン釣りは
「最高の活きアジ」を使う釣りではなく、

「一番抱かれやすい状態を作る釣り」

ここを理解すると、
釣果は一段上がります。

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