南極のオキアミはクジラに毎日どれだけ食べられるのか。 1回の捕食量。 1日の捕食量。 南極のクジラ推定個体数説明。

結論から言うと

クジラは南極のオキアミを「1回で数十キロから最大500キロ級」。

「1日で数トンから十数トン級」まで食べることがあります。 National Geographic+2スミソニアン海洋+2
ただし。
南極のオキアミがすぐに消えるかというと。
単純な話ではありません。

一方で。
海氷の変化など気候要因と。
漁獲が特定海域に集中する問題が重なると。
「局地的に足りない」。
というリスクは現実にあり得ます。 Facebook+2FishDocs+2

見出し

南極のオキアミをクジラは1回で何キロ食べるのか。
「1口最大500キロ」という上限例があります。
濃いオキアミ群に突っ込んだ時に。
一度の捕食で最大500キロ程度を飲み込む可能性が示されています。 National Geographic
ただしこれは「最大級の一発」。
毎回が500キロではありません。

現場感としては。
1回あたりは。
数十キロから数百キロ。
この幅で考えるのが安全です。
そして。
この「1回」を何十回も繰り返して。
1日の摂餌量が決まります。

見出し
クジラは1日で何キロ食べるのか。
代表例として。
シロナガスクジラは「摂餌日」に1日16トンのオキアミを食べうる。
という研究紹介があります。 スミソニアン海洋+2スミソニアンマガジン+2
同じ研究文脈で。
ナガスクジラが1日8トン。
ザトウクジラが1日9トン。
という規模も報じられています。 Reuters Japan+1

一方で。
「いつも毎日最大量」。
ではありません。
クジラは一年中ずっと食べ続けるのではなく。
多くが「数か月の餌場シーズン」に集中して食べます。
つまり。
1日最大は大きいが。
年間平均にすると薄まります。

ここはブログ的には。
こう整理すると伝わりやすいです。

摂餌シーズン中の目安
シロナガスクジラ
1日数トンから最大16トン級 NOAA Fisheries+2スミソニアン海洋+2
ナガスクジラ
最大8トン級 Reuters Japan
ザトウクジラ
最大9トン級 Reuters Japan+1

見出し
南極にはクジラが何匹いるのか。
「南極のクジラ何匹」。
は定義で数字が変わります。
ここでは。
南極周辺の餌場に関係が深い種を中心に。
公開推定を寄せて。
ざっくり規模感を作ります。

ミンククジラ
「南極ミンクは約50万」規模という整理が提示されています。 SANBI
ザトウクジラ
南半球全体で「9万6千超」規模というモデル予測が示されています。 国際捕鯨委員会
シロナガスクジラ
南半球の推定例として2300という提示があります。 国際捕鯨委員会
ナガスクジラ
南緯60度以南だけで約5445という推定が紹介され。
ただし過小推定の可能性が強い。
という指摘もあります。 Nature

AIとしての「ざっくり推定」
南極の餌場に絡むクジラの延べ個体数は。
少なく見積もっても数十万。
中心は南極ミンクで。
「50万から70万くらい」をまずの作業仮説。
として置くのが現実的です。 国際捕鯨委員会+3SANBI+3国際捕鯨委員会+3
ここは。
調査年。
海域。
氷縁の位置。
で上下します。

見出し
クジラに食べられるオキアミは毎日何キロになるのか。
ここが一番面白いところなので。
「計算条件」を明示して。
レンジで出します。

前提
南極ミンク50万頭が。
南極滞在中に1日0.4トン前後食べる。
という古典推定があります。
例として。
オス37.2トンを90日で食べるなら1日0.413トン。
メス56.2トンを120日で食べるなら1日0.468トン。
という計算になります。 Cambridge University Press & Assessment

計算
0.44トン。
つまり440キロ。
これをミンク50万頭に掛けると。

440キロ × 500,000頭 = 220,000,000キロ。
つまり。
22万トン。
これが「ミンクだけで1日ぶん」の概算になります。 Cambridge University Press & Assessment+1

さらに。
ザトウやナガスクジラも加わります。
ただし。
彼らは「毎日最大9トン」みたいな日もある一方で。
常に最大ではありません。 Reuters Japan+1

だからブログでは。
こう出すのが誠実です。

南極のクジラに食べられるオキアミ
夏の摂餌ピークの概算
1日あたり「数万トンから数十万トン」規模。
中心はミンクで。
条件次第で20万トン級もあり得る。 Cambridge University Press & Assessment+1

年間平均のイメージ
摂餌は通年ではないので。
1日平均はここまで大きくはならない。
ただし。
南極全体の生態系規模としては。
「クジラが巨大な量を食べる」のは前提条件です。

理由1

オキアミ資源量は大きいが。
不確実性も大きい。

例えばCCAMLR管理海域の一部で。
生物量5600万トン推定が使われ。
それを前提に漁獲枠が設計されています。 FishDocs

理由2

漁獲枠はあるが。
操業が局地集中しやすい。

総量が小さくても。
ペンギンやクジラが集まる沿岸寄りに船が集中すると。
生態系側の体感は「餌が減った」になり得ます。
しかも近年。
許容漁獲量の議論や管理の継続がニュースになっています。 AP News+1

理由3

気候変動で「海氷の季節性」が揺れる。
オキアミは海氷環境に強く結びつく面があり。

氷の年変動が大きいと。
特定海域での加入が不安定になり得ます。
だから。
漁業だけでなく。
気候要因も同時に見ないといけません。 Antarctic Environments Portal

重要な視点

「クジラが食べる量が多いから枯れる」。
とは限りません。
むしろ。
クジラが栄養塩循環に関与し。
生態系を支える可能性が議論されています。


そして。
歴史的には。
捕鯨前の南極では。
クジラが年間4.3億トンのオキアミを食べていた。
という推計まであります。 USAP Portal+2Nature+2
つまり。
自然界は「クジラが大量に食べる前提」で回っていた可能性がある。
ここがロマンです。

要約

1回の捕食量は最大500キロ級があり得る。 National Geographic
1日の捕食量は摂餌日で数トンから十数トン級が出る。 スミソニアン海洋+2Reuters Japan+2
南極のクジラは数十万規模で。

中心は南極ミンク約50万という整理がある。 SANBI
クジラに食べられるオキアミは。
夏ピークで1日数万トンから数十万トン規模になり得る。 Cambridge University Press & Assessment+1

オキアミが即ゼロとは言い切れないが。
漁獲の局地集中と気候要因が重なると。
局地的な不足リスクは現実にある。 Facebook+1

FAQ
Q1。
クジラは毎日ずっと南極でオキアミを食べているの。
A。
多くのヒゲクジラは。
餌場シーズンに集中して食べます。 ResearchGate

Q2。
1回で500キロ食べるなら。
毎回そうなの。
A。
最大級の条件が揃ったときの上限例です。
毎回ではありません。 National Geographic

Q3。
オキアミ漁はクジラの餌を奪っているの。
A。
総量だけでなく。
「どこで獲るか」。
が重要です。
局地集中が問題になり得ます。 AP News+1

Q4。
結局オキアミはなくなるの。
A。
南極全域で一気にゼロとは断言できません。
ただし。
海氷変動と漁業圧が重なると。
一部海域で不足するリスクはあります。 Facebook+1

 

タイトルとURLをコピーしました