冬の海で起きている「悲劇」とは?
「アジは元気なのに、アオリイカのアタリがない」。
冬のヤエン釣りで、こんな経験はありませんか?
実はその時、海中ではアオリイカとアジが「すれ違っている」可能性が高いのです。
冬の海で起きているこの現象を、科学的な視点で紐解いてみましょう。
理由1:変温動物の「省エネモード」と居場所
アオリイカは変温動物です。
水温が低下すると代謝が落ち、無駄な動きを極端に嫌うようになります。
特に冬場は、外気の影響を受けやすく水温変化が激しい「表層」を避け、水温が一定で安定している「底(ボトム)」付近に張り付く傾向があります。
いわゆる「コタツから出たくない」状態です。
この時のイカは、目の前を通るエサには反応しますが、わざわざ上層までエサを追いかけようとはしません。
理由2:アジの「浮上習性」によるタナボケ
一方で、エサとなる「活きアジ」はどうでしょうか。 アジには、敵から身を守るため、あるいは酸素量の多い場所を求めて「上へ上へ」と泳ごうとする習性があります。
さらに、冷たい底潮を嫌がり、比較的暖かい表層付近に留まろうとすることもあります。
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アオリイカ: 底でじっとしている。
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活きアジ: 表層〜中層を泳いでいる。
これでは、いつまで経っても出会うことはありません。 これが、冬に釣果が伸びない最大の科学的理由です。
解決策:「強制潜行」で出会いを演出する
この「タナの不一致」を物理的に解決できる唯一の方法。 それが、釣太郎オリジナルの**「オモリ付きヤエン鈎」**を使うことです。
アジの鼻に通す針自体にオモリが付いているため、アジの「浮きたい」という意思に反して、強制的に頭を下げさせ、イカの待つ海底へと送り込むことができます。
オモリがもたらす3つの効果
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ピンポイント爆撃: 狙った深場(イカの目の前)へ最短距離でアジを届けます。
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姿勢制御: 頭を下げて泳ぐ姿勢は、弱った小魚を演出し、イカの捕食スイッチを強制的にオンにします。
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レンジキープ: 一度沈めれば、アジが勝手に浮き上がるのを防ぎ、長時間「釣れるゾーン」をキープします。
状況に合わせて選べる4つのラインナップ
フィールドの状況や狙う水深に合わせて使い分けることで、釣果はさらに確実なものになります。
【0.5号】ちょい沈め用(緑ラベル)
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用途: 浅場や、風が穏やかな日に。
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自然に近い動きで、少しだけレンジを入れたい時に最適です。
【0.8号】バランス型(青ラベル)
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用途: 迷ったらこれ。
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沈下速度とアジの負担のバランスが良く、幅広い状況に対応します。
【1.0号】中層狙い用(オレンジラベル)
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用途: 水深がある堤防や磯に。
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確実に中層以深をキープさせたい場面で活躍します。
【1.5号】底狙い用(茶/黄ラベル)
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用途: 激流、強風、超深場に。
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何が何でも底にいるレッドモンスターの鼻先にアジを届けたい時の最終兵器です。
まとめ:冬の釣りは「物理」で攻略する
「運」任せにするのではなく、「理屈」で攻めるのが冬のヤエン釣りの醍醐味です。
アジとイカの距離を縮めるこの小さなオモリが、キロアップへの最短ルートとなります。
【釣太郎より】
「オモリ付きヤエン鈎」は、南紀の現場を知り尽くした釣太郎の完全オリジナル商品です。
みなべ店・白浜店の店頭、およびオンラインショップで取り扱っております。
「どうしても釣りたい」その想いに応えるこのアイテム、ぜひ次回の釣行でお試しください。

