「イクラと筋子の違いは?」
「タラコと明太子は同じ魚?」
「白子や肝ってどこの部位?」
そんな魚介類の素朴な疑問をプロが解説。
それぞれの親魚(親の魚)、加工方法、味わいの違いを初心者向けに優しくまとめました。
本文
お寿司屋さんやスーパーの鮮魚コーナーで並ぶ、美味しそうな魚卵や珍味たち。
「これって何の魚の卵だっけ?」
「白子って何?」と疑問に思ったことはありませんか?
今回は、似ているようで全く違う、イクラ・筋子・タラコ・明太子・白子・肝について、
その正体と違いをサクッと簡単に解説します。
1. 「イクラ」と「筋子」の違い:親は同じサケ!
まずは一番間違いやすいこの2つ。実は、**親の魚は同じ「サケ(鮭)やマス(鱒)」**です。
違いは「膜(まく)」があるかないかだけ。
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筋子(すじこ)
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状態: 卵巣に入ったまま(膜に包まれたまま)の状態。
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特徴: 粒がつながっていて、イクラより少し色が濃い(赤黒い)ことが多いです。
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味: 膜がある分、旨味が濃厚。塩漬けにされることが多く、ご飯のお供に最高です。
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イクラ
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状態: 筋子の膜を取り除き、卵をバラバラにしたもの。
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特徴: 宝石のようにキラキラしています。「イクラ」はロシア語で「魚卵」という意味です。
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味: 醤油漬けが一般的。プチッとした食感が楽しめます。
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覚え方: 膜に入ったままが「筋子」、バラしたのが「イクラ」。
2. 「タラコ」と「明太子」の違い:親はスケトウダラ!
次によく食卓に並ぶこの2つ。
これも**親の魚は同じ「スケトウダラ」**です。
違いは「味付け」にあります。
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タラコ(鱈子)
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加工: スケトウダラの卵巣を「塩漬け」にしたもの。
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特徴: 辛くないので、子供から大人まで食べやすいのが特徴。おにぎりの具の定番です。
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明太子(めんたいこ)
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加工: スケトウダラの卵巣を、唐辛子などをベースにした調味液に漬け込んだもの。「辛子明太子」のことです。
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豆知識: 「明太(メンタイ)」とは、朝鮮語でスケトウダラのこと。つまり「スケトウダラの子」という意味です。
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覚え方: 塩味が「タラコ」、辛いのが「明太子」。
3. 「白子(しらこ)」って何?
イクラやタラコは「卵(メス)」ですが、**白子は「精巣(オス)」**です。
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何の魚?: タラ(マダラ)、フグ、サケなどが一般的です。
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味・食感: 濃厚でクリーミー。特に冬のマダラの白子は絶品で、鍋や天ぷら、ポン酢で食べると最高です。
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注意点: 鮮度が命です。新鮮なものは臭みがなく、甘みがあります。
4. 「肝(きも)」って何?
これは卵でも精巣でもなく、内臓の**「肝臓(レバー)」**のことです。
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有名な魚:
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あん肝: アンコウの肝。「海のフォアグラ」と呼ばれ、濃厚な脂と旨味が特徴。
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カワハギの肝: 肝醤油にして刺身と一緒に食べると絶品。
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味: 魚によって異なりますが、脂が乗っていてコクがあるのが特徴です。お酒のアテとして非常に人気があります。
まとめ:一覧で比較!
最後にわかりやすく表でまとめました。
| 名前 | 親の魚 | 部位 | 特徴・加工 |
| 筋子 | サケ・マス | 卵巣 | 膜に包まれたまま。濃厚。 |
| イクラ | サケ・マス | 卵 | 膜を取ってバラバラ。醤油漬けなど。 |
| タラコ | スケトウダラ | 卵巣 | 塩漬け。辛くない。 |
| 明太子 | スケトウダラ | 卵巣 | 唐辛子などで味付け。辛い。 |
| 白子 | タラ・フグ等 | 精巣 | オスの部位。クリーミー。 |
| 肝 | アンコウ等 | 肝臓 | レバー。濃厚なコク。 |
違いがわかると、スーパーでの買い物や居酒屋での注文がもっと楽しくなりますね。
特に冬はこれらの食材が美味しい季節です。ぜひ旬の味を楽しんでください。

