ヒラメとカレイは何が違う? 見た目はそっくりでも生態・食性・釣り方は真逆な魚!

ヒラメとカレイ。

どちらも平たい魚で、砂地に潜む姿はよく似ています。

しかし、この2種は「似ている別物」どころか、生き方そのものが正反対の魚です。

泳ぎ方。
食べ物。
狙うエサ。
釣り方。

これらは驚くほど違います。

この記事では、釣り人の視点でヒラメとカレイの違いを徹底的に解説します。

 

ヒラメとカレイの最大の違いは「捕食スタイル」

まず結論から言います。

ヒラメは「動く獲物を襲う肉食魚」。

カレイは「底でエサを拾う待ちの魚」。

この違いが、すべての生態差につながっています。


ヒラメの生態

攻めのハンター型フラットフィッシュ

ヒラメは明確な捕食魚です。

主な特徴
・小魚を主食とする
・強い遊泳力を持つ
・底から浮き上がって捕食する

ヒラメは砂に潜みながら、上を通過するベイトフィッシュを待ちます。

チャンスが来た瞬間、一気に飛び出して噛みつきます。

このため、ヒラメの口は非常に大きく、歯も鋭く発達しています。


ヒラメは「浮いている魚」

意外に思われがちですが、ヒラメは常に底に張り付いている魚ではありません。

実際は
・底から数十センチ浮いている
・中層まで追い上げる
ことも珍しくありません。

ルアー釣りや泳がせ釣りで、ヒラメが釣れる理由はここにあります。


カレイの生態

底に徹する省エネ生活

一方のカレイ。

こちらは完全に
「底物思考」の魚です。

主な特徴
・ゴカイや貝類が主食
・遊泳力は低い
・自ら追わない

カレイは砂や泥の中にいるエサを探し、ゆっくりと吸い込むように食べます。

激しく追うことはありません。


カレイは「這うように移動する魚」

カレイは底をなぞるように移動します。

ヒラメのように急加速して飛び出すことは、ほぼありません。

このため
・口は小さめ
・歯も鋭くない
という特徴があります。


食性の違いが「釣り方」を完全に分ける

ヒラメとカレイは、同じ場所にいても狙い方が真逆です。

ヒラメ向きの釣り
・泳がせ釣り
・ルアー釣り
・活きエサ

カレイ向きの釣り
・投げ釣り
・置き竿
・ゴカイ、イソメ

エサの動きに対する反応がまったく違うのです。


なぜヒラメは「動くエサ」で釣れるのか

ヒラメは動くものに反射的に反応します。

これは捕食本能が非常に強いためです。

泳ぐ逃げる弱っている

こうした動きがスイッチになります。


なぜカレイは「止まったエサ」で釣れるのか

カレイは底にあるエサを探しています。

動きすぎるエサは逆に警戒されることもあります。

だから投げ釣りでじっくり待つ。

これが最も合理的な釣り方になります。


味の違いも生態の違いから生まれる

ヒラメ
・筋肉質
・身が締まる
・淡白だが旨味が強い

カレイ
・水分が多い
・柔らかい
・煮付け向き

これは、運動量の差がそのまま反映されています。


「左ヒラメ右カレイ」だけでは不十分

よく言われる「左ヒラメ右カレイ」。

これは目の位置の見分け方です。

しかし、本当に重要なのは「どう生きている魚か」。

これを理解すると釣りも食べ方も、一段レベルが上がります。


まとめ

ヒラメとカレイは姿は似ていても、中身はまるで別の魚です。

ヒラメは攻める捕食者。

カレイは、底に徹する拾い食いの魚。

この違いを知ることで、釣りの精度も魚を見る目も、確実に変わります。

要約

ヒラメとカレイは似ているからこそ、違いを知ると面白い魚です。

次に釣り場で出会ったとき、ぜひ生き方の違いを意識してみてください。

ヒラメとカレイは
姿は似ていても中身はまるで別の魚。ヒラメは攻める捕食者。カレイは底に徹する拾い食いの魚。釣太郎

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