【和歌山・田辺】天神崎で「帰れなくなる」危険な潮位ラインとは?釣りと観光の安全ガイド

はじめに:天神崎の美しさと隣り合わせの危険

和歌山県田辺市にある「天神崎(てんじんざき)」。

豊かな生態系を持つ磯場として、釣り人からは一級ポイントとして愛され、近年では

「日本のウユニ塩湖」として映え写真を狙う観光客にも大人気です。

しかし、この場所には「潮の満ち引き」による大きなリスクが潜んでいます。

「夢中で遊んでいたら、帰り道が海に沈んでいた」という経験はありませんか?

最悪の場合、取り残されて海上保安庁のお世話になるケースも過去に発生しています。

今回は、天神崎で安全に過ごすために絶対に知っておくべき「危険な潮位ライン」について解説します。

結論:注意すべき潮位ラインは「140cm」

結論から言います。 田辺港の潮位基準で**「140cm」を超えると、黄色信号です。

そして「150cm」**を超えると、赤信号(危険)と考えてください。

天神崎の主な磯場や、先端へ向かうルートは平坦な岩場が続いています。 そのため、潮位が上がると「徐々に」ではなく「一気に」水没エリアが広がります。

  • 潮位120cm前後: まだ余裕があります。 長靴であれば問題なく移動できる範囲が広いです。

  • 潮位140cm前後: 低い場所から海水が入り込んできます。 帰り道のルート上に水たまりができ始め、スニーカーでは濡れてしまう場所が増えます。 この時点で「撤収」を開始するのが安全策です。

  • 潮位160cm以上: 主要な通路が水没します。 完全に足元が海水に浸かり、場所によっては膝下〜膝上まで波が来ることもあります。 こうなると、岩の凹凸が見えなくなり、転倒や落水の危険性が極めて高くなります。

「まだ大丈夫」が一番危険!潮が満ちるスピード

「行きは歩いて行けたから、帰りも大丈夫だろう」という油断が事故を招きます。

大潮(おおしお)の満ち込み(上げ潮)のスピードは想像以上に早いです。

特に天神崎のような遠浅の地形では、わずか10分〜15分の間に、乾いていた岩場が海に変わります。

先端の磯で釣りに熱中していたり、写真撮影で沖の方へ出ていると、陸側から潮が満ちてきて「退路を断たれる」ことになります。

「背中側(陸側)の状況を常に確認する」 これを必ず意識してください。

観光客の方へ:「ウユニ塩湖風」写真のリスク

天神崎が鏡面のように反射する「ウユニ塩湖現象」が見られるのは、特定の条件が揃った時です。

一般的には「潮位が140cm〜150cm程度あり、かつ波が穏やかな引き潮のタイミング」が良いとされています。

しかし、これは「水がひたひたにある状態」を意味します。 つまり、少しでも潮位読みを間違えたり、天候が急変して波が高くなったりすれば、すぐに危険な状態になります。

  • 濡れても良い服装(サンダルは怪我の元なのでマリンシューズ推奨)

  • 着替えの準備

  • 子供から目を離さない

これらは必須です。

釣り人の方へ:装備と予報の確認

我々釣り人にとっても、天神崎は魅力的ですが油断大敵です。 以下の対策を万全にしましょう。

  1. 正確なタイドグラフ(潮見表)の確認 「満潮時刻」だけを見るのではなく、「何時何分に潮位が何センチになるか」を確認してください。 特に150cmを超える時間帯の前には、必ず磯から上がる計画を立てましょう。

  2. フローティングベストの着用 万が一、足を滑らせて深みに落ちた際、命を守ってくれるのはライフジャケットだけです。 腰巻タイプではなく、磯場では浮力材入りのベストタイプが推奨されます。

  3. スパイクシューズまたはフェルトスパイク 濡れた天神崎の岩肌は非常に滑りやすいです。 通常のスニーカーや長靴では転倒します。

まとめ:安全マージンを持って楽しもう

天神崎は、自然の素晴らしさを体感できる最高のフィールドです。

しかし、海は常に変化しています。

「潮位140cmを目安に撤収」

この数字を頭に入れておくだけで、リスクは大幅に減らせます。

ギリギリを攻めるのではなく、余裕を持った行動で、安全に和歌山の海を楽しんでください。

釣行前には、必ず最新の気象情報と潮汐情報をチェックしてから出かけましょう。

和歌山田辺天神崎地磯、「潮位140cmを目安に撤収」この数字を頭に入れておくだけで、リスクは大幅に減らせます。釣太郎

 

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