サビキ釣りでアジが大漁!
クーラーボックスがいっぱいになると嬉しいですよね。
でも、家に帰ってよく見てみると
「あれ?なんか形が違う魚が混じっている?」と思ったことはありませんか。
実は、堤防からのサビキ釣りでは、本命の「マアジ」に混じって「マルアジ(アオアジ)」が釣れることがよくあります。
パッと見はそっくりですが、実は見分け方は簡単。
そして、味や適した料理方法も少し違うのです。
今回は、釣り初心者の方でもすぐに分かる「マアジとマルアジの違い」と、
それぞれの「美味しい食べ方」をご紹介します。
1. マアジとマルアジ、ここを見れば一発!見分け方のポイント
釣り場でもすぐに判断できる、決定的な違いは2つあります。
① 小離鰭(しょうりき)の有無
一番確実な見分け方は、尾びれの付け根にある小さなヒレを見る方法です。
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マルアジ: 背ビレと尻ビレの後ろ(尾ビレの付け根上下)に、独立した小さなヒレ(小離鰭)があります。
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マアジ: この小さなヒレはありません。
ここを見るだけで、99%判別可能です。
② ゼイゴ(側線)のカーブの違い
アジの体にあるトゲトゲした鱗のラインを「ゼイゴ(稜鱗)」と呼びます。
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マアジ: ゼイゴが体の前半分で大きくカーブし、そこから尾まで一直線に続いています。
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マルアジ: ゼイゴのラインが直線的で長く、体全体に対して真っ直ぐに見えます。 また、ゼイゴ自体がマアジよりも尾の方に集中しています。
③ 体型と色の違い
並べてみると雰囲気も違います。
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マアジ(平アジ): 体高があり、少し平たい形をしています。 色は黄色みを帯びていることが多いです。
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マルアジ(青アジ): 体が細長く、断面が丸っこい形をしています(だからマルアジ)。 背中の色が濃い青緑色をしています。
2. 身質はどう違う?味の特徴
「マルアジはマアジより味が落ちる」とよく言われますが、本当でしょうか。
それぞれの特徴を知っておくと、料理の使い分けができます。
マアジ(真鯵)の特徴
「アジの王様」と言われるだけあり、脂の乗りが良く、旨味が強いのが特徴です。
身は程よい弾力があり、クセがありません。
どんな料理にしても美味しく食べられます。
マルアジ(丸鯵)の特徴
マアジに比べると脂分が少なく、さっぱりとした身質です。
また、血合い(赤黒い部分)が大きく、少し独特の香りがあります。
水っぽくなりやすいため、鮮度が落ちるのがマアジより早いです。
しかし、旬の時期や大型のものは脂が乗って非常に美味しいこともあります。
決して「不味い魚」ではありません。
3. それぞれの良さを引き出す!おすすめの料理・食べ方
釣れたアジの種類に合わせて料理法を変えるのが、釣り人の特権です。
マアジにおすすめの料理
オールマイティですが、やはり素材の味を楽しめる料理がベストです。
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刺身・たたき: 脂の甘みと食感をダイレクトに楽しめます。
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アジフライ: ふっくらとした身はフライに最適です。
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塩焼き: シンプルですが、マアジの旨味が際立ちます。
マルアジにおすすめの料理
血合いの大きさや、さっぱりした身質をカバーする料理が合います。
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なめろう: 味噌や薬味(ショウガ、ネギ、大葉)と叩くことで、独特の香りが消え、濃厚な旨味に変わります。
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干物(一夜干し): 水分が抜けることで旨味が凝縮され、マアジ以上の美味しさになるとも言われます。
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南蛮漬け・唐揚げ: 油との相性が良いので、揚げて味を染み込ませる料理は絶品です。
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刺身(注意点): 新鮮なうちに、血合いを大きめに取り除いて食べると、さっぱりしていて美味しいです。
まとめ:違いを知って、もっと美味しく!
サビキ釣りで釣れる2種類のアジ。
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黄色っぽくて平たいのが「マアジ」
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青っぽくて細長く、尾の付け根に小離鰭があるのが「マルアジ」
マアジは刺身やフライに、マルアジはなめろうや干物にと使い分けることで、食卓がより豪華になります。
「あ、これはマルアジだ!」と見分けながら釣るのも、サビキ釣りの新しい楽しみ方の一つです。
ぜひ次回の釣行で確認してみてください。

