ぶっこみサビキで遠投しても針はずれしにくい青イソメ 寒尺アジに効く理由と正しい刺し方を完全解説

南紀の冬。
堤防から狙える「寒尺アジ」は、全国でも別格の存在です。

しかし。
この寒尺アジ。
普通のサビキではなかなか口を使いません。

理由は明確です。
寒尺アジは「底ベタ」にいる魚だからです。

そこで圧倒的な威力を発揮するのが
青イソメを使ったぶっこみサビキです。

この記事では
なぜ青イソメが寒尺アジに効くのか。
なぜ沖アミより優れているのか。
そして
針はずれしにくく、アピール力を最大限に引き出す刺し方
初心者にも分かるように解説します。


なぜ青イソメはぶっこみサビキに強いのか

結論から言います。
青イソメは
遠投・底ベタ・大型狙いに最適なサシエサです。

理由は大きく5つあります。

① 遠投しても針はずれしにくい

沖アミは
キャスト時の衝撃
着水
底取り
この段階で外れてしまうことが多いです。

一方、青イソメは
身が締まり
繊維が強く
針に絡みつくため
遠投しても残りやすいのが最大の強みです。

ぶっこみサビキでは
「エサが付いている時間」=「チャンスの時間」です。

この差は非常に大きくなります。


② 寒尺アジの常食である

南紀の寒尺アジは
冬になると中層を回遊しません。

底に張り付き
甲殻類
ゴカイ類
底生生物を捕食しています。

青イソメは
まさに
寒尺アジが日常的に食べているエサです。

違和感がない。
警戒されにくい。
だから
口を使わせやすい。

これは疑似エサや沖アミにはない強みです。


③ 臭いが強烈で集魚力が高い

青イソメは
人間でも分かるほど強い匂いを放ちます。

この匂いは
潮に乗って底を這うように広がります。

視界の効かない夜。
濁り潮。
深場。

こうした条件では
匂い=最大のアピールになります。

寒尺アジは
視覚より嗅覚に頼る場面が多く
青イソメは非常に理にかなったエサです。


④ 夜間に「光って見える」

これは意外と知られていません。

青イソメは
ケイムラのように
紫外線を反射します。

人間には分かりませんが
魚の視覚では
ぼんやりと発光して見えるとされています。

電気ウキ
集魚灯
常夜灯

これらがある環境では
青イソメは
自然に目立つ存在になります。


⑤ エサ取りに強い

フグ
ベラ
ネンブツダイ

これらのエサ取りは
沖アミを一瞬で奪います。

青イソメは
簡単には取られません。

結果として
大型の寒尺アジが回ってくるまで残る

これが
「青イソメで尺アジが出やすい」
最大の理由です。


青イソメの正しい刺し方

針はずれを防ぎ、食いを最大化する

青イソメは
刺し方を間違えると
性能を半分も活かせません。

ここでは
ぶっこみサビキで実績の高い
2つの刺し方を解説します。


① 1匹掛け

遠投・大型狙いの基本

最もスタンダードで
最も強い刺し方です。

手順は以下の通りです。

頭から針を刺す。
頭から通し刺しにする。
針先を胴体の途中から出す。

ポイントは
尻尾を余らせすぎないことです。

長すぎると
エサ取りにかじられます。

目安は
針1本につき
イソメの半分から3分の2です。

遠投しても外れにくく
底ベタで自然に動き
寒尺アジに強烈にアピールします。


② カット

食い渋り・エサ取り対策

活性が低い時。
エサ取りが多い時。

そんな時は
カットが有効です。

長さは
3〜4cm程度。

切った断面から
匂いが一気に出ます。

短いため
針にしっかり固定でき
針はずれしにくいのも利点です。

群れが近い時は
このカットが
一気に口を使わせることもあります。


ぶっこみサビキで青イソメを使う最大のコツ

重要なのは
必ず底を取ることです。

寒尺アジは
底から数十センチ以内にいます。

中層で止めると
一生釣れません。

底を取る。
糸フケを出す。
じっと待つ。

これが
寒尺アジ釣りの基本です。


要約

青イソメは
ぶっこみサビキとの相性が抜群です。

遠投しても外れにくい。
寒尺アジの常食。
匂いが強烈。
夜に目立つ。
エサ取りに強い。

正しく刺せば
沖アミでは届かない
「底の底」にいる寒尺アジを
確実に狙えます。

寒い冬。
しかし
その先には
日本一うまいアジが待っています。

南紀の堤防で
ぜひ体感してください。

 

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