日本近海で最も身近な回遊魚ですが、成長スピードにははっきりした傾向があります。
季節と水温によって変わりますが、釣り人が知りたい「何センチまで何日かかるか」を
科学データと漁業統計からまとめました
最初に
マアジの成長速度は「とても早い」ことが特徴です
生後半年で15~18cm
1年で20~25cmに到達するケースもあります
ただし水温が低い冬は成長が大幅に止まり
暖かい季節に一気に体長を伸ばします
マアジの成長日数(5~40cm)
釣り人向けに分かりやすく
実際の成長曲線から逆算しました
・5cm(稚魚)
孵化から約1.5~2ヶ月
プランクトンを中心に食べて急成長します
・10cm
生後3~4ヶ月
小型甲殻類・小魚の稚魚を食べ始めます
・15cm
生後5~6ヶ月
春生まれなら秋にはこのサイズになります
・20cm
生後8~10ヶ月
沿岸でよく釣れる「レギュラーサイズ」
動物プランクトンと小魚の混合食
・25cm
生後1年~1年3ヶ月
いわゆる中型アジ
沖合ではカタクチイワシを多く捕食します
・30cm(尺アジ)
生後1年半~2年
南紀の冬季に釣れる寒尺アジはこのクラス
脂質15~18%でトロのように旨くなる
・35cm
生後2年半~3年
潮流の速い外洋で育つ大型アジ
イワシ類を追って回遊します
・40cm(ギガアジ)
生後3年~4年
瀬付きでは rare
沖の潮境でしか育たない超大型クラス
最初に
ここまでの成長スピードは水温に左右され
成長するのは主に「水温18~25℃」の期間だけです
冬は代謝が落ちるため成長はほぼ停止します
マアジは何を食べているのか?
サイズごとに食性が大きく変わります
・5~10cm
動物プランクトン
カイアシ類
カタクチイワシ稚魚
・10~15cm
小型甲殻類
エビ類
小魚の稚魚
・15~20cm
動物プランクトン
アミエビ
小型イワシ
・20~30cm
イワシ
キビナゴ
アミエビ
甲殻類
・30cm以上
ほぼ完全に「魚食性」へ移行
イワシ
キビナゴ
シラス
小サバ
アミエビは補助的に食べる程度
最初に
一般的な魚類に比べて成長が早く
サイズによって食べているものが明確に変わるため
釣り人にとっては「エサ選びのヒント」になります
サビキの号数やエサの大きさを
成長段階に合わせて変えると釣果が一気に伸びます

