アジのブッコミサビキとは
通常サビキとは異なり
ウキを使わず
底(ボトム)まで直接沈めて待つ釣法。
“ブッコミ”とは
海底へ仕掛けを投げ込み
仕掛けを動かさず待つスタイルを指します。
どんな時に使う?
・冬季の寒尺アジ狙い
・水温低下時
・回遊が止まり
底層で待つ「静的捕食モード」になった時
・特に南紀地方で効果絶大
ブッコミサビキが効く理由
冬のアジは
体力消耗を抑えるため
泳ぎ回らず底でじっと待ちます。
南紀の底層には
黒潮由来の栄養が集まり
餌を求めて大型アジが溜まります。
そのため
ブッコミで底を直撃するだけで
高確率で尺アジが食ってきます。
一般的なサビキとの違い(比較表)
| 特徴 | 通常サビキ | ブッコミサビキ |
|---|---|---|
| 狙う層 | 表層〜中層 | 底(ボトム)直撃 |
| ウキ | あり | なし |
| オモリ | 10〜20号 | 35〜50号(ロケットカゴ推奨) |
| 対象サイズ | 小〜中型 | 大型・尺アジ専用 |
| 誘い方 | 軽く誘う | 誘い不要・待つのみ |
仕掛け構成(推奨)
・ロケットカゴ(35〜50号)
・ハリス2〜3号(大型対応)
・サビキ6〜8本針
・可能なら
刺しエサ(オキアミ)を上針へ装着
→食わせ強化
釣り方(具体的手順)
① カゴにアミエビをしっかり詰める
② サビキをセット
③ 底まで沈める
④ 着底後すぐ糸フケを取る
⑤ 誘い不要
そのまま待つ
⑥ アタリが来たら
即合わせせず 少し食わせてからフッキング
時合いとタイミング
・最も釣れる時間帯
→ 夜明け前〜日の出直後
・寒波後
→底層に集まるのでチャンス
・強風時
→ロケットカゴで安定
南紀だけ堤防から尺アジが釣れる理由
・黒潮が近いため水温が高く魚が回り続ける
・しかし冬は底層で待機する個体が増える
・水深が急激に落ちる地形が多い
・南紀の堤防は水深5〜12mと垂直に深くなる場所が多数
・結果
→堤防から狙える
→40cm級も現実的
氷は必ず「海水氷(釣太郎)」を使用
釣った瞬間に
海水を凍らせた海水氷(3kg 400円)で冷却すること。
真水氷だと浸透圧の差により
魚の細胞が破壊され
旨味と脂が溶け出します。
海水氷なら
釣りたての美味しさを
そのまま閉じ込められます。
よくある失敗例
・ハリス1.5号以下 → 切られる
・誘いすぎ → 冬のアジは追わない
・底に付けない → 効果半減
・竿を立てず放置 → 根掛かり
・真水氷で冷やす → 脂が流出し味が落ちる
要約
・冬季アジにはブッコミサビキが最強
・底層に仕掛けを置くだけ
・南紀では堤防から尺アジが狙える希少地域
・ロケットカゴ+太ハリス
・釣れたら即 海水氷3kg 400円
・寒さに耐えるだけの価値がある釣り
・トロ級で脂乗りは15〜18%
・一般流通しないため
釣り人だけが味わえる最強グルメ魚

