「ぶっこみサビキ釣り」とは、一言で言うと「サビキ仕掛けを遠投して、海底(底)に沈めて待つ釣り方」のことです。
通常のサビキ釣りが「足元」や「ウキを使って中層」を狙うのに対し、ぶっこみサビキは
「海底付近にいる大型の魚」を狙い撃ちにするための釣法です。
主な特徴や仕組みは以下の通りです。
1. どんな仕組み?
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通常のサビキ仕掛けの下に、重たい「ドンブリカゴ(オモリ付きのカゴ)」などを付けます。
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これを沖に向かって投げ入れ(ぶっこみ)、海底まで沈めます。
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ウキ(水面に浮く目印)を使わないことが多く、竿先の動きや鈴の音でアタリを取ります。
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※仕掛けを海底で立たせるために、仕掛けの上部にフロート(浮力体)が付いた専用セットもあります。
2. 何が釣れるの?
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デカアジ(大アジ): 警戒心が強く、日中は海底付近に潜んでいることが多い30cm〜40cmクラスのアジが主なターゲットです。
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底物: カサゴ、ハタ類、クロダイ(チヌ)、時にはマダイやヒラメが食ってくることもあります。
3. メリットは?
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タナ(深さ)取りが不要: 常に「底」にあるため、深さの調節をする必要がなく初心者でも簡単です。
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良型が狙える: 足元の小アジ(エサ取り)を避けて、海底の大きな魚を直接狙えます。
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置き竿で楽: 投げたら待つスタイルなので、のんびり釣りができます。
4. 南紀エリアでの有効性
南紀(和歌山県)は水深があり潮通しも良い場所が多いため、この「ぶっこみサビキ」は非常に有効です。 特に冬場や、アジが岸から少し離れた深場に落ちている時期に威力を発揮します。

