冬のアジは、年間で最も脂が乗ると言われる時期です。
特に大型の尺アジやそれ以上のサイズは、まさに絶品。
南紀地方では、毎年12月頃から桜が散る時期(4月初旬)まで釣れることが多く、まさに寒アジシーズンのピークを迎えます。
しかし冬のアジは海底付近に留まる傾向が強く、表層や中層では反応しにくいため、通常のサビキ釣りでは届かないケースが多くなります。
そのため冬季のアジ釣りでは、下に鉛、その上にサビキ、さらにその上にカゴをセットするスタイルが最も効果的です。
本記事では、南紀地方における冬アジの特徴と、釣果を伸ばすための最強仕掛けをご紹介します。
冬季のアジが美味しい理由
・冬は水温が低く、体温維持のために脂肪を蓄える習性がある
・内臓周りや腹部に脂が集中し、身もしまってプリプリ
・特に極寒期(1月〜2月)の大型アジは脂のノリが最高
・刺し身、塩焼き、フライ、南蛮漬け、どの料理にも最適
・夏の回遊型より、冬の居着き型が味的には上と言われる
南紀地方で釣れる期間
・釣れ始め → 12月
・最盛期 → 1月〜2月(脂乗りピーク)
・延長戦 → 3月〜桜が散る頃まで
・水温が急上昇し始めると浅場へ移動し、釣果が下がる傾向
👉 南紀は黒潮の影響で本州の中でも水温が高く、地方によっては4月中旬まで釣れることもあるのが特徴
冬アジが海底にいる理由
・水温が安定する場所を求めて底層で活動する傾向が強い
・小魚や甲殻類など底にいる餌を食べている
・中層を泳ぐ回遊型とは違い、深みに溜まることが多い
・そのため 足元でのサビキでは届かないケースが多く、キャストが必須
最適仕掛け:鉛+サビキ+カゴ 方式
仕掛け構成(下から順に)
① 鉛(オモリ)
・底に素早く届ける役割
・適正重量:10号〜15号(潮流や距離により調整)
② サビキ仕掛け
・ハリ 5〜6本程度
・冬は小型餌を好むため S〜Mサイズのハリ推奨
・蓄光タイプや夜光玉は有効
③ カゴ(餌入れ)
・アミエビやオキアミなど入れて撒く
・撒き餌で誘導 → サビキで食わせる流れが理想
キャストが必要な理由
・足元の水深が浅い堤防では底が届かないため
・大型アジは沖側の深場を回遊する傾向
・遠投性能の高い竿+しっかりとしたサビキ仕掛けが有効
・潮流が強い時は15号以上の鉛で素早く沈める
冬アジ攻略ポイント
・ 水温15℃前後が狙い目
・ 夜明け前〜朝まずめが最も釣れる時間帯
・ 群れが入ると一気に連発するが、抜けると無反応
・仕掛けは常に底付近、棚合わせが最重要
・撒き餌は多めに入れて群れを止める
まとめ
・冬季のアジは脂乗り最高で、特に大型は絶品
・南紀地方では12月〜桜が散る時期まで狙える
・冬のアジは海底付近にいることが多く、キャスト必須
・仕掛けは 下に鉛 → サビキ → 上にカゴ がベスト
・潮・水温・活性を読めば尺超えも十分可能
要約
「冬アジ=底で食う」「南紀=長期間釣れる」「大型=脂ノリ最強」
そして、“鉛+サビキ+カゴ” が冬季釣りの最適解です。
釣果を求めるなら、底をしっかり取り、撒き餌で誘い、アジの活性が上がった瞬間を逃さないことが重要です。

