冬の海上釣堀「魚種別攻略法」
(寒い時期ほど美味しい魚たちの釣り方)
● マダイ(真鯛)
・冬は底層に張り付いて動かないため、タナは底ベタが基本。
・エサは生ミック・練り餌より、むきエビ・ササミ・魚皮付きなど動物系が有効。
・アタリは小さいが、前アタリ~食い込みまで時間をかけるのがコツ。
・誘いはゆっくり持ち上げ、5~10秒停止。
・仕掛けはハリス2号前後、針はチヌ針3~4号。
・寒い日は朝一が一番食う。放流タイミングも要チェック。
● シマアジ(縞鰺)
・とても警戒心が強く、冬は特に食い渋る。
・活きアジの泳がせが最強。ただしタナは中層~底直上。
・動かすと逃げるため、じっと待つ釣りが有効。
・「ハリス1.5~2号」「伊勢尼7号前後」。細仕掛けで丁寧に。
・放流直後が最大の狙い目。その時は練り餌も反応あり。
● カンパチ(勘八)
・青物の中でも冬に強く、脂がのって最も旨くなる時期。
・活きアジ or イワシ(死にエサでも可)を底~中層でステイ。
・寒い時は活性が低いため、ウキ仕掛けよりズドン(脈釣り)がおすすめ。
・ハリスは5~8号。針はヒラマサ針/伊勢尼11~13号。
・食ったら即ドラグ調整。冬は走り弱いが、重量感がある。
● ブリ(鰤)
・北西風の日ほど活性が上がる傾向アリ(自然海と同様)。
・冬は体力温存で底側にいるため、底から1~2m上を狙う。
・エサは活きアジが最適。なければサバ切り身でもよい。
・予想以上に食い込みがゆっくりなので、焦って合わせないこと。
・仕掛けはハリス8~12号。針はヒラマサ針14号前後。
● クエ(九絵)
・超高級魚。冬は完全に底に張り付く。
・タナは底から50cm以内。底ベタでOK。
・活きアジ or イワシを使い、動かさない(底置きスタイル推奨)。
・ハリス12~18号。針はクエ針・マグロ針15号以上推奨。
・アタリは一度だけ「ゴツン」と来る。合わせず、送り込むのが鉄則。
・冬は餌の匂いが弱くなるため、サバ切り身+イカの抱き合わせが有効。
● ヒラメ(鮃)
・冬に脂が強烈に乗る。食味は最上級。
・底べったり。タナ取りは底から10cm以内。
・活きアジ or 小サバを使い、底に沈めたまま動かさず待つ。
・針は「ヒラメ専用針」「タチウオ針」も可。
・アタリはじわ〜っと来る。最低20秒待ってからゆっくり合わせる。
● イサギ(伊佐木)
・冬のイサギは脂乗り抜群。
・底から2~3m上を狙う。中層域がゴールデンゾーン。
・エサは小型オキアミやパン粉仕込みの練り餌。
・連続ヒットしやすいが、冬は全体の活性低いため、誘いは最小限。
冬の「総合タナ早見表」
| 魚種 | 狙うタナ |
|---|---|
| マダイ | 底~底から50cm |
| シマアジ | 中層~底1m上 |
| カンパチ | 中層~底直上 |
| ブリ | 底から1~2m |
| クエ | 完全に底 |
| ヒラメ | 底から10cm |
| イサギ | 底から2~3m |
冬のおすすめエサ一覧
| エサ | 対応魚種 | 備考 |
|---|---|---|
| 活きアジ | 青物全般・クエ・ヒラメ・シマアジ | 最強。 |
| サバ切り身 | カンパチ・ブリ・クエ | 匂い強く冬に特に有効。 |
| キビナゴ | 青物・底魚 | 活性低い時の決め撃ち。 |
| むきエビ | マダイ・シマアジ | 冬マダイ特攻。 |
| 練り餌(生ミック) | マダイ | 冬は効きにくい。加減要。 |
| ササミ漬け(味付き) | マダイ・イサギ | 冬の隠れヒット餌。 |
| イカ短冊 | クエ・ヒラメ・根魚 | 匂い持続性抜群。 |
冬の仕掛け選びポイント
・寒い時は誘い過ぎない。
・「動かす釣り → 動かさない釣り」へチェンジ。
・細仕掛けで食わせ、太仕掛けで獲る。
・タナ合わせは**「底+魚種別高さ」**で合わせる。
・防寒は釣果。身体が冷えると判断能力が落ちる。
さらに釣果を伸ばす裏ワザ
・釣り開始前に「活きアジに鳴門ワカメ汁を少量かける」
→ 活性が上がると言われている(裏漁師技)。
・サバ切り身にアミノ酸調味料(味の素)を少量まぶす
→ 冬場の食い渋りに劇的効果。
・海水氷(3キロ400円)をクーラーに仕込んでおく
→ 釣った瞬間に即冷却。鮮度が3倍維持。

