アオリイカは釣った直後から何%軽くなる?活締め後3時間で起こる重量変化を科学的に解説/釣り人必読
アオリイカは釣った瞬間と、活締めして3時間後では重量が確実に変化する生き物です。
特に、飲食店や釣り人が気にする「重さがどれくらい減るのか?」は、魚よりイカの方が顕著です。
本記事では、どれくらい軽くなるのか(%)
・その理由
・重量減少を最小限にする方法
を釣り人向けに分かりやすく解説します。
アオリイカは活締め後にどれくらい重量が減るのか
結論から言うと、アオリイカは釣った直後の重量から、活締め後3時間で平均5〜12%程度軽くなることが多いです。
実測ベースの一般的な変化量
釣具店・漁師・料理人の実測データを総合すると
以下のような傾向があります。
・300〜600g級の小〜中型
→ 4〜7%減少
→ 水分量が多く、吸盤収縮の影響も小さいため減り幅は控えめ。
・700g〜1.2kg級の中型〜良型
→ 6〜10%減少
→ 内臓量が多く、ドリップも出やすい。
・1.5〜3kg級の大型(親イカ)
→ 8〜12%減少(まれに15%)
→ 大型ほど体表から抜ける水分が多い。
→ 特にエンペラ・外套膜からの水分流出が顕著。
具体的な重量変化の例
・釣った直後:1000g
・活締め後3時間:880〜940g
→ 約60〜120g減少(6〜12%)
・釣った直後:2000g
・活締め後3時間:1740〜1860g
→ 約140〜260g減少(7〜13%)
アオリイカを計量するときは
「締めた後すぐ」と「3時間後」で
100〜200gの差は普通に出ます。
なぜアオリイカは短時間で重量が減るのか?
理由1:水分の流出(ドリップ)
アオリイカの体は約80〜85%が水分です。
締めた直後は筋肉が緩み
細胞内の水分が外へにじみ出やすくなります。
これが3時間で最も減少量が大きい理由です。
理由2:墨袋・胃袋など内臓の収縮
活締め後、内臓が急速に収縮し
排出される水分が加わるため、重量が下がります。
理由3:体内の海水が排出される
アオリイカは外套膜内に海水を取り込んで泳ぎます。
活締めにより筋肉が弛緩し
内部の海水が外へ流出します。
理由4:体表の滑り・粘液が減る
アオリイカは「表面の滑り」が非常に多い生物です。
この粘液が乾燥・流出することで重量がさらに低下します。
重量減少を最小限に抑える方法
アオリイカの重さをできるだけ保ちたい人、
飲食店に持ち込む人向けに、実践的な方法を紹介します。
海水氷を使う(最重要)
真水氷では浸透圧の差で水分が抜けやすく
重量減少が早まる傾向があります。
海水氷なら浸透圧が近く、ドリップが少なく
重量減少を抑えられます。
活締め後はすぐ冷やす
常温放置はドリップ量を増やします。
氷締めを早く行うことで減少幅が小さくなります。 外套膜の乾燥を防ぐ
乾燥すると水分が余計に飛び
さらに軽くなります。
海水氷で冷却する環境がベストです。
3時間後の重さは「安定ゾーン」
3時間以降は減少量は緩やかになります。
実測上
・3〜6時間で+1〜2%減
・6時間以降はほぼ変化なし
というケースが多いです。
まとめ:アオリイカは3時間で5〜12%は軽くなる
アオリイカは魚よりも重量変化が大きい生き物です。
釣った直後 = 重い
活締め後3時間 = 平均5〜12%減
特に1kg超の良型ほど
10%前後の減少が普通に起こります。
重量をできるだけ減らしたくない場合は「海水氷」が最適です。
真水氷と比べ、浸透圧差で水が抜けることを防ぎ
キロ単位での重量減を抑えられます。
釣った後の取り扱いによって
味も重さも大きく変わるので
正しい冷却方法を意識しましょう。
要約(旧CTA)
・アオリイカは活締め後3時間で 5〜12%軽くなる。
・大型ほど重量減少が大きい。
・原因は水分流出・内臓収縮・海水排出。
・重さを保つには 海水氷が最適。
・3時間以降は重量変化が落ち着く。
FAQ
Q1:アオリイカはなぜこんなに軽くなるの?
水分量が多く、活締め後に筋肉からドリップが出るためです。
Q2:海水氷と真水氷で重量の減り方は変わる?
はい。海水氷の方が重量減少を抑えられます。
Q3:6時間後はどれくらい減る?
3時間の減少より緩やかで、追加で1〜2%程度です。
Q4:釣った直後と店で計った重さが違うのは普通?
アオリイカではよくあることで、10%前後の違いは珍しくありません。

