夜釣りで竿先のアタリを明確に伝えてくれる「穂先ライト」。
その代表格である「ぎょぎょライト(ケミホタル)」は、多くの釣り人の必需品です。
しかし、この「ぎょぎょライト」、選び方と取り付け方を間違えると、大切な竿の穂先を
「ポキッ」と折ってしまう最悪の事態につながります。
そうならないために、竿先の太さに応じた正しい選び方と、2種類のタイプ別の特徴を解説します。
1. ぎょぎょライトは2種類ある!「37」と「ワンタッチ式」
まず、ぎょぎょライトには大きく分けて2つのタイプがあることを理解しましょう。
① テープで貼り付ける「レギュラー37」
- 特徴:
付属の専用テープ(ワンタッチテープ)を使って、穂先に**貼り付ける(巻き付ける)**タイプです。
- メリット:
竿先の太さを選びません。極細の穂先から、ある程度の太さまで、テープで固定できるものなら何にでも使えます。
- デメリット:
毎回テープで固定する手間がかかります。また、外す際にテープの粘着が少し残ることがあります。
② パチンとはめ込む「ワンタッチ式」(SS, S, M, L, LL, 3L)
- 特徴:
本体がプラスチックのホルダーになっており、竿先を**「パチン」とクリップのように挟み込む**タイプです。
- メリット:
取り付け・取り外しが非常に簡単でスピーディーです。
- デメリット:
竿先の太さと、ライトのサイズが一致していないと使えません。 これが最大の注意点です。
2. 失敗しない「ワンタッチ式」のサイズ選び
ワンタッチ式を選ぶ際は、必ず「あなたの竿先の太さ」に合ったサイズを選ばなければなりません。
パッケージの裏(または表)には、必ず「適合穂先径」が記載されています。
▼ ぎょぎょライト サイズ別 適合穂先径(目安)
| サイズ | 適合穂先径 (mm) |
| SS | 0.8~1.1 mm |
| S | 1.4~1.7 mm |
| M | 1.9~2.3 mm |
| L | 2.4~2.9 mm |
| LL | 3.0~3.6 mm |
| 3L | 4.0~4.6 mm |
※メーカーやロットにより多少異なる場合があります。
自分の竿の穂先径(先端の直径)がわからない場合は、釣具メーカーの公式サイトやカタログで「スペック表」を確認しましょう。
ノギス(測定器具)で実測するのが最も確実です。
3. 【最重要】絶対に「無理やり」はめ込まない!
ここがこの記事で最もお伝えしたいことです。
「ちょっとキツいけど、力を入れれば入るだろ…」
「サイズ間違えたけど、まあいいか…」
絶対にダメです! 無理強いすると、竿先は簡単に折れます。
特にカーボン製のロッドの穂先は、曲げには強くても、規格外の力で「点」で圧迫されると非常に脆いものです。
- キツい場合:
無理にはめ込もうとした瞬間に「ピシッ」とヒビが入ったり、最悪「ポキッ」と折れます。
- ゆるい場合:
キャスト(投げる)の勢いでライトがすっぽ抜けて飛んでいき、海のゴミになってしまいます。
「入らないな」と思ったら、それはサイズが合っていません。
ワンタッチ式は、竿先に軽く当てて「パチン」と抵抗なくはまるサイズがジャストサイズです。
まとめ
ぎょぎょライトを選ぶ際は、利便性とリスクを天秤にかける必要があります。
- 初心者・サイズに自信がない方:
まずはテープ式の**「レギュラー37」**がおすすめです。竿を傷つけるリスクがありません。
- 手軽さ重視・自分の竿の太さを把握している方:
**「ワンタッチ式 (SS~3L)」**が圧倒的に便利です。ただし、必ず適合サイズを守ってください。
穂先は竿の「命」です。
正しいライト選びで、安全・快適に夜釣りを楽しみましょう。


