紀南でのグレとチヌの産卵期は?

和歌山南紀地方における寒グレ釣りと潮汐の関係。釣太郎

年無しチヌを狙うなら、和歌山南紀へお越しください。釣太郎

紀南(和歌山県南部)でのグレ(メジナ)とチヌ(クロダイ)の産卵期は以下の通りです。


■ グレ(メジナ)の産卵期

・紀南では 2月〜4月頃が産卵期のピーク です。
・特に水温が 17〜19℃前後 に上がり始める時期に盛んになります。
・この時期は「乗っ込みグレ」と呼ばれ、体高があり脂が乗った個体が多くなります。
・磯際(浅場)に群れで接岸して産卵するため、釣りやすい時期でもあります。


■ チヌ(クロダイ)の産卵期

・紀南では 3月〜5月頃 にかけてが産卵期です。
・水温が 16〜18℃ に達すると浅場や河口付近へ移動し、砂泥底で産卵します。
・「乗っ込みチヌ」と呼ばれる時期で、体色が黒く厚みが出ているのが特徴。
・紀南では白浜・田辺・すさみ・串本など、湾奥の静かな場所でよく見られます。


■ まとめ

魚種 主な産卵期(紀南) 産卵水温 特徴
グレ(メジナ) 2月〜4月 17〜19℃ 磯際に接岸、群れで産卵
チヌ(クロダイ) 3月〜5月 16〜18℃ 河口・湾内の砂泥底で産卵

紀南地域は黒潮の影響で水温が高めに推移するため、
関東や瀬戸内海に比べると 約1か月早く産卵期を迎える 傾向があります。
この時期はどちらの魚も体力を使うため、産卵後はしばらく食いが落ちますが、
乗っ込み直前〜中盤は非常に活性が高く、好釣果が期待できます。

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