「今日はエギングでは全然当たらないのに、アジを泳がせたら一発で来た!」
「逆にアジには全く興味を示さなかったのに、エギに飛びついた!」
――こんな経験、ありませんか?
アオリイカは非常に知能が高く、気分や環境によって捕食モードが変わる生き物です。
この記事では、
-
「エギでは当たらないのにアジでは当たる」
-
「アジでは当たらないのにエギでは当たる」
この2つの逆転現象を、確率と行動理由から徹底的に解説します。 -
エギングで当たらないのにアジ泳がせでは当たる理由
1. 自然な動きと波動の差
アオリイカは、音・波動・光反射などで獲物を認識しています。
エギは人間の操作で不規則に動かす“人工餌”。
アジは自然な泳ぎで水中の波動を出す“生餌”。この違いが決定的です。
水温が低い日や潮が緩い時間帯、アオリイカの活性が低いときには、
刺激の強いエギの動きが嫌われ、自然なアジの動きだけに反応するケースが多発します。
2. 捕食モードが「静」のとき
秋や冬のアオリイカは、
「攻撃的に追うモード(エギ向き)」と「静かに待ち伏せモード(アジ向き)」の2パターンを使い分けます。夜間や潮止まり前後では「静のモード」になりやすく、
動きすぎるエギを無視し、自然なアジにのみ抱きつく確率が高いです。
3. アオリイカの捕食確率(推定)
状況 エギに反応する確率 アジに反応する確率 水温20〜24℃・活性高 75% 65% 水温18℃前後・中活性 50% 70% 水温15℃以下・低活性 25% 80% 夜間・潮止まり 30% 75% この表からもわかるように、活性が低い時ほどアジの圧勝です。
4. 理由まとめ
・生きた波動と匂いで反応
・弱った動きで抱きやすい
・静の捕食モードに合致
・夜や低水温期に圧倒的に有利
逆に、アジでは当たらないのにエギでは釣れる理由
1. イカの捕食スイッチが「攻撃モード」のとき
春や秋の高水温期(20〜25℃)では、アオリイカは縄張り意識が強く攻撃的になります。
アジのような自然な動きには興味を示さなくても、
ダート(跳ね)動作をするエギの動きに反応して反射的にアタックすることがあります。つまり「食うためではなく怒っている」状態。
このときは、生餌よりもエギの方が有効になります。
2. 視覚刺激の強さが決め手
アオリイカの視力は人間よりも高く、光・コントラスト・色彩に敏感です。
特に澄潮・日中・浅場では、
アジよりも**エギのカラー(ピンク・オレンジ・金反射など)**のほうが遠距離から発見されやすくなります。つまり、“見つけやすい=先に抱く”確率が高まるというわけです。
3. 捕食確率(推定)
状況 エギに反応する確率 アジに反応する確率 晴天・澄潮 80% 40% 水温22〜26℃・日中 75% 50% 風波あり・濁り気味 50% 60% 夜間・低水温 30% 75% 日中・澄潮ほど、視覚型捕食=エギ有利になります。
4. 理由まとめ
・アオリイカの「攻撃スイッチ」が入っている
・視覚的にエギの方が目立つ
・生餌よりも捕獲意欲を刺激する
・春・秋・日中・澄潮に強い
行動パターンから見る両者の違い
項目 エギング アジ泳がせ(ウキ・ヤエン) 誘い方 人為的なアクション 自然な波動 捕食モード 攻撃型・反射型 静的・待ち伏せ型 有効時間帯 日中・澄潮 夜間・曇天・低水温 向いているイカ 若い個体・小型・群れ 大型・成熟個体・深場個体 釣果確率 約50〜60% 約60〜70%(夜は80%)
アオリイカの“気分”を読むのが上級者のコツ
アオリイカは「賢く」「気分屋」であり、
その日の水温・光量・潮流・ベイトの種類で捕食スイッチが変わります。そのため上級者は、
朝まずめはエギ → 昼は反応を見てアジ泳がせ → 夜はウキ釣り
といったように、時間帯ごとに戦略を切り替えています。
要約
・活性が低い時はアジ泳がせが圧倒的に強い
・活性が高く攻撃的な時はエギの方が強い
・アオリイカは捕食モードが「静/動」で変化
・釣果を上げるには両方の釣法を組み合わせるのが最適
FAQ(よくある質問)
Q1. エギとアジ、どちらを優先すべき?
A. 朝〜日中はエギ、夕方〜夜はアジが基本的に有利です。Q2. アオリイカは匂いに反応する?
A. はい。アジなどの生餌は匂いでも誘引効果があります。Q3. 同じ場所で交互に狙うのは効果ある?
A. 非常に効果的です。反応が変わる瞬間を見極めるのが釣果アップの鍵です。


