【驚異の成長速度】アオリイカは「一潮ごとに一回り大きくなる」は本当か?秋イカ攻略の鍵
秋のエギングシーズン真っ只中。 釣り人の間で、アオリイカに関して古くから言われている言葉があります。
「アオリイカは、一潮ごとに一回り大きくなる」
「一潮」とは、大潮から次の大潮までのサイクル、つまり約15日間を指します。
たった15日で、目に見えてサイズアップする——。 にわかには信じがたいスピードですが、これは果たして本当なのでしょうか?
結論から言うと、この言葉は「ほぼ真実」です。
今回は、このアオリイカの驚異的な成長スピードの秘密と、それがエギング戦略にどう影響するのかを徹底解説します。
アオリイカの寿命はたったの「1年」
この爆速成長の最大の理由は、アオリイカの寿命にあります。 アオリイカの寿命は、わずか1年(長くても1年半)です。
春に生まれた新子が、わずか1年で成熟し、産卵し、そして命を終えます。
この短い期間で、時には3kg、4kgといった大型サイズにまで達するためには、私たちが想像する以上のスピードで成長する必要があるのです。
特に、春から夏にかけて孵化(ふか)した個体は、秋の適水温期(18℃~25℃)に爆発的な成長を見せます。
「一潮ごと」はどれくらい大きくなる?
例えば、9月上旬に100g(コロッケサイズ)だったアオリイカがいたとします。
- 一潮後(9月下旬): 200g~300g(トンカツサイズ)
- 二潮後(10月上旬): 400g~500g
- 三潮後(10月下旬): 600g~800g
- 四潮後(11月上旬): 1kg超えも夢ではない
もちろん個体差や海の状況(ベイトの量、水温)によりますが、文字通り「一潮ごとに一回り」大きく、重くなっていくのです。
この成長スピードは、他の魚と比べても異常なほど速いと言えます。
なぜそんなに早く成長できるのか?
この成長スピードを支えているのは、彼らの生態そのものです。
- 驚異的な捕食活動(フィードバック・システム) アオリイカは非常に獰猛なハンターです。彼らは食べたエサ(アジ、イワシ、エビなど)のエネルギーを、ほぼすべて「成長」に注ぎ込みます。 「食べれば食べるほど大きくなり、大きくなればなるほど、さらに大きなエサを食べられるようになる」という、成長の好循環(フィードバック・システム)が確立されています。
- 最適な水温 秋はアオリイカにとって最も活性が上がる適水温です。水温が高いと新陳代謝が活発になり、成長スピードも最大限にブーストされます。
- 短命ゆえの宿命 前述の通り、1年で子孫を残すというミッションを達成するため、彼らの体は「急速に成長し、成熟すること」に特化しているのです。
【重要】アングラーが取るべきSEO的(?)エギング戦略
この「一潮ごとの成長」は、私たちエギンガーの戦略に直結する非常に重要な情報です。
1. エギのサイズアップをためらうな!
最も重要なのがこれです。 「この前は2.5号で釣れたから」と、同じエギを使い続けていませんか?
- 9月(新子シーズン): 2.5号がメイン
- 10月(サイズアップ期): 3.0号がメイン。2.5号ではアピール不足になることも。
- 11月(良型シーズン): 3.5号がメイン。時には3.0号でフォロー。
アオリイカは「一潮ごと」に大きくなっています。 彼らが捕食しているベイトのサイズも、彼ら自身のサイズに合わせて大きくなっています。 アオリイカの成長スピードに合わせて、私たちもエギのサイズを大胆に「一回り大きく」していく必要があるのです。
2. 探るポイント(水深)を変えていく
成長に伴い、アオリイカの行動範囲も変わります。
- 新子の頃: 身を守りやすく、小さなベイトが多い「浅場の藻場」に集まります。
- サイズアップ期: 体力もつき、より大きなベイトを求めて「潮通しの良い岬の先端」や「一段深いブレイクライン(かけあがり)」へと移動します。
いつまでも浅場ばかり攻めていると、新子サイズしか釣れなくなってしまいます。
時期の進行とともに、より深場や沖の潮目を意識して探ることが、良型をキャッチする鍵となります。
まとめ
「アオリイカは一潮ごとに一回り大きくなる」
これは、秋イカシーズンが非常にスピーディーに展開していくことを示す、釣り人の知恵が詰まった言葉です。
2週間ぶりに釣りに行ったら、アオリイカのサイズも、ヒットするエギのサイズも、釣れるポイントも変わっているかもしれません。
この驚異的な成長レースに乗り遅れないよう、常に「次のサイズ」を意識して、秋のエギングを最大限に楽しんでください。
これは10月29日に水揚げされたアオリイカ

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