最初に
「アオリイカって、いつが一番釣れるの?」
これは釣太郎店舗でも最も多い質問のひとつです。
和歌山・南紀地方は、黒潮の影響を強く受ける全国屈指のエギングエリア。
水温が高く、アオリイカが一年を通して狙える地域ですが、明確な“釣れる月”はしっかり存在します。
結論|アオリイカが一番釣れるのは「5月」と「11月」
南紀のアオリイカは、
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春(4〜6月) … 大型(1〜3kg級)のシーズン
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秋(9〜11月) … 数釣り(300〜800g級)のシーズン
に分かれます。
このうち、**最も釣果が安定しやすい月は「5月」と「11月」**です。
理由
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春は水温が20〜23℃に上がり、産卵行動が活発化
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秋は水温が25℃前後から23℃に下がり、若イカが浅場に集中
どちらも水温変化が適温域に入る瞬間が「爆釣期」になります。
春シーズン(4月〜6月)|大型狙いのチャンス
特徴
春は「産卵期」に入り、体重2〜3kgクラスの親イカが藻場・地磯・湾奥に接岸します。
釣れる条件
| 月 | 水温 | 釣れる傾向 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 4月 | 約18〜20℃ | 接岸初期、数は少ない | 水温次第で早まる年も |
| 5月 | 20〜23℃ | 最盛期!大型多い | 産卵行動ピーク |
| 6月 | 23〜25℃ | 数減るがまだ狙える | 雨・濁りに注意 |
特に5月中旬〜下旬は、南紀全域で釣果が集中。
この時期のアオリイカは肉厚で、刺身・一夜干しともに絶品です。
秋シーズン(9月〜11月)|数釣りと高活性の時期
特徴
夏に生まれた新子(子イカ)が急速に成長し、9月ごろからエギに積極的にアタックしてきます。
釣れる条件
| 月 | 水温 | 釣れる傾向 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 9月 | 約27〜28℃ | 小型多い、浅場回遊開始 | まだ暑い時期 |
| 10月 | 約25〜26℃ | 安定期、サイズも上がる | 朝夕マズメ◎ |
| 11月 | 23〜24℃ | 数・型ともに安定 | シーズンピーク! |
11月は特に、北西風が吹くタイミングで酸素量が上がり、浅場での活性が爆発的に上がる傾向があります。
白浜・すさみ・串本では、この時期が「秋の最高潮」です。
地域別の釣れ方の違い(南紀4エリア)
| エリア | ピーク月 | 傾向 |
|---|---|---|
| みなべ〜白浜 | 5月・11月 | 安定して釣れる人気エリア |
| すさみ | 5月・11月中旬 | 水温変化がやや遅め |
| 串本 | 4月下旬・10月下旬 | 黒潮の影響強く、水温高め |
| 勝浦〜那智 | 6月初旬・11月 | 雨後の濁りに強く、潮通し良好 |
黒潮が接近している年は串本寄りが早く、
蛇行している年は白浜〜すさみ側が好調になる傾向があります。
年間釣果のイメージ
| 月 | 釣果傾向 | メインターゲット | コメント |
|---|---|---|---|
| 1〜3月 | 少ない | 深場の越冬イカ | 玄人向け |
| 4〜6月 | ◎ | 大型の親イカ | 春の産卵シーズン |
| 7〜8月 | △ | 小型・新子 | 成長途中で不安定 |
| 9〜11月 | ◎ | 秋の新子群れ | 数釣り・浅場中心 |
| 12月 | ○ | 中型中心 | 水温次第で残りイカあり |
釣果を最大化するためのポイント
✅ 春(大型狙い)
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藻場・砂と岩が混ざる場所が有望
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水温20〜23℃を確認して出撃
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エギは「大型サイズ3.5〜4号」
✅ 秋(数釣り)
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シャローエリアを広く探る
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小型エギ(2.5〜3号)でテンポよく
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北西風・曇天・満潮前後が狙い目
釣太郎スタッフのコメント
「春は“1杯の価値”が高い。1日粘っても1杯で満足できるシーズン。
秋は“群れ”がいるかどうかが全て。潮が効けば短時間で5〜10杯も珍しくない。」
要約
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アオリイカが最も釣れる月は 5月(春)と11月(秋)
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春は大型、秋は数釣り向き
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水温23℃前後が活性ピーク
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北西風・満潮前後・朝夕マズメが最適条件


