10月中旬の港内。
水面をのぞくと、赤いブイの下にコインサイズのベビーアオリイカが隠れるように泳いでいました。
写真は10月14日(火)撮影。水温がまだ高く、秋の新子が港内でゆったりと過ごしている様子です。
目次
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秋は新子(ベビーアオリイカ)の季節
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ブイ下が格好の隠れ家になる理由
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釣り人が注意したいこと
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ベビーアオリイカが成長するスピード
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まとめ
秋は新子(ベビーアオリイカ)の季節
10月は、春に生まれたアオリイカの子どもたちが成長して10cm前後になる時期。
この時期の個体は、釣り人の間で「新子」と呼ばれます。
小型ながら動きが活発で、日中でも港内やロープ周辺で見えることがあります。
特に10月中旬は、
・水温が22〜25℃前後でまだ暖かい
・小魚(アジ・イワシ)が港に集まる
・外敵の少ない湾内に入りやすい
といった条件が揃い、港のブイ周りや係留ロープの下で見られることが多くなります。
ブイ下が格好の隠れ家になる理由
ブイやロープの下は、光が遮られて薄暗く、潮の流れも穏やか。
さらに、海藻やフジツボが付着しているため、絶好のカモフラージュスポットになります。
ベビーアオリイカは天敵(スズキやカンパチなど)を避けるため、
こうした構造物の陰に潜みながら、小魚やエビを捕食して成長します。
今回の写真のように、ブイの下でふわりと漂う姿は、秋の風物詩とも言えます。
釣り人が注意したいこと
この時期のアオリイカはまだ体が小さく、
軽く引っ掛けただけでも体を傷つけやすい繊細な段階です。
もし釣れても、
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胴長10cm以下はリリース推奨
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写真を撮る際も長く水から出さない
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冷却する場合は「真水氷」ではなく「海水氷」を使用
などの配慮を忘れずに。
アオリイカは1年で一生を終える生き物。
来年の春に親となる世代を残すためにも、秋のリリース文化が重要です。
ベビーアオリイカが成長するスピード
アオリイカの成長は驚くほど速く、
水温が22℃前後の時期なら、わずか1か月で2倍近くのサイズに成長します。
釣太郎AIシミュレーションによると、
| 水温 | 成長スピード | 1か月後の目安 |
|---|---|---|
| 25℃ | 非常に早い | 胴長5cm→10cm |
| 22℃ | 標準的 | 胴長5cm→9cm |
| 20℃以下 | やや鈍化 | 胴長5cm→7cm |
つまり、10月中旬の個体は11月には釣りの好ターゲットサイズ(胴長15cm級)に育ちます。
まとめ
10月14日、港内のブイの下で見られたコインサイズのベビーアオリイカ。
秋の和歌山沿岸では、こうした新子が目視できる貴重な時期です。
海が穏やかで、水面が透き通るように見える日には、
堤防からでもイカの姿を確認できるチャンス。
やがてこの子たちが、冬〜春にかけて立派な親イカへと成長していきます。
要約(CTA)
10月の港内では、ブイの下やロープ周りに新子アオリイカが潜んでいます。
釣り人の皆さん、見つけたら優しく見守ってあげてください。
釣太郎では、アオリイカを守るための海水氷(1kg200円・3kg400円)**を各店で展開中。


