■フナムシとは?
フナムシは海岸の岩場や堤防の隙間などに生息する甲殻類の一種で、見た目はダンゴムシに似ています。
磯釣りをしているとよく見かける「ピョンピョン跳ねる黒い虫」で、潮間帯に多くいます。
臭いが強く、魚の食欲を刺激するため天然の釣りエサとしても優秀です。
■フナムシで釣れる魚
フナムシをエサに使うと、以下のような魚が狙えます。
・メバル:夜釣りでよく反応します。特に堤防の際やテトラ周辺。
・カサゴ(ガシラ):岩陰や根回りで高確率にヒットします。
・アイナメ(アブラメ):底に沈めると好反応。フナムシの匂いに誘われます。
・チヌ(クロダイ):磯場での実績があり、落とし込み釣りで有効。
・ウミタナゴやベラ:エサ取りとしても多く集まります。
■使い方
・針のサイズはチヌ針3~5号やメバル針5~6号が適当。
・1匹丸ごと刺す場合は、尻尾から刺して頭を自由に動かすようにします。
・身が柔らかく外れやすいため、細めのゴム管やエサ止めを使うと良いです。
■メリットとデメリット
メリット
・海辺で簡単に採取できる(コストゼロ)
・臭いが強く、魚の嗅覚を刺激する
・天然の甲殻類なので魚の食性に合う
デメリット
・扱いに慣れが必要(動きが速く逃げやすい)
・保存がきかない(すぐ弱る)
・エサ持ちはあまり良くない
■採取のコツ
・堤防の根元や岩の割れ目に日中いることが多いです。
・ペットボトルの底を切って罠代わりにしたり、湿った石をひっくり返して捕まえます。
・捕まえたらすぐに湿った海藻や砂を入れた容器で保管。乾くとすぐ死にます。
■おすすめの釣り方
・磯の穴釣り:カサゴ、アイナメ狙いに最適。
・堤防の落とし込み釣り:チヌが狙える。
・夜の際釣り:メバルやソイがよく釣れる。
■まとめ
フナムシは「臭い」「気持ち悪い」と敬遠されがちですが、魚からすれば最高のご馳走です。
特に岩場の根魚には効果抜群で、人工エサよりも強力な集魚効果があります。
コストもかからず、磯や堤防でそのまま採取できるため、地元釣り師の裏ワザ的エサとして重宝されています。

