和歌山県の海岸では、毎日のようにペットボトルが打ち上げられています。
漂着ごみが増え続ける今、海が静かに悲鳴をあげています。
海洋ごみの現状と、釣り人・地域ができる小さな行動を解説します。
最初に
砂浜を歩くと、見渡す限りのペットボトル。
誰かが一度飲んで捨てたその一本が、今は海を汚す一因となっています。
この写真のような光景は、もう珍しいものではありません。
雨が降るたびに川から流され、海へ。
波に揉まれ、潮に乗って、全国の海岸へ漂着しています。
このままでは、私たちの海が本当に「死んで」しまうかもしれません。
ペットボトル漂着の現実
和歌山の沿岸部でも、台風や大雨の後は大量のプラスチックごみが流れ着きます。
特にペットボトルは軽く、風や潮流に乗って広範囲に拡散。
数日で数百本単位が漂着することもあります。
ペットボトルは紫外線や波の摩擦によって徐々に砕け、
やがてマイクロプラスチックとなり、魚や貝の体内に取り込まれていきます。
それを食べる私たち人間の体にも、最終的に戻ってくるのです。
海が死ぬということ
海が「死ぬ」とは、単に魚が減ることではありません。
海藻が育たず、貝が死に、プランクトンが減り、
海の中で命の循環が止まることを意味します。
プラスチックごみは、海面を覆い、
光を遮断して植物プランクトンの光合成を妨げます。
さらに、ペットボトル内部の化学成分が溶け出し、
微生物や甲殻類に影響を与えます。
「見えないところ」で、海の生命バランスが確実に崩れています。
なぜ減らない?
ペットボトルごみが減らない理由は、
・河川の上流部でのポイ捨て
・イベント後の不法投棄
・キャンプや釣り場での放置
・外国船からの漂流ごみ
など、要因が複雑に絡んでいます。
誰か一人の責任ではありませんが、
「自分一人くらいなら」と捨てる人が千人集まれば、
海岸はすぐに埋め尽くされます。
私たち釣り人にできること
釣り人は、海と最も近い場所に立つ存在です。
だからこそ、変えられる立場にもあります。
・釣り場に自分のゴミを残さない
・見つけたペットボトルを1本でも拾う
・SNSで発信して現状を伝える
・地元の清掃活動に参加する
この4つだけでも、確実に変わります。
特に「拾う姿を見せる」ことは、次世代の釣り人への最高の教育になります。
行動する人が増えれば、海は変わる
一人ひとりの行動は小さくても、
それが100人、1000人と積み重なれば確実に成果が出ます。
ペットボトルを1本拾うたびに、
魚やイカ、カニが安全に生きられる海が少しずつ戻ってきます。
「誰かがやる」ではなく、「自分がやる」。
その意識が海を守る最初の一歩です。
まとめ
・ペットボトル漂着は和歌山でも深刻化している
・海洋プラスチックは命の連鎖を断ち切る
・釣り人だからこそ、できることがある
この美しい海を、次の世代にも残すために。
今日、釣り場でペットボトルを1本拾うことから始めてみませんか?
要約(CTA)
砂浜に打ち上がるペットボトルの山は、海からのSOSです。
一人の行動で、海は確実に変わります。
釣太郎では、地域の清掃活動や環境啓発にも取り組んでいます。
あなたの「一本拾う」が、海を救う大きな力になります。


