秋の釣りシーズン、念願のアオリイカを釣り上げた皆さん、おめでとうございます!
特に500gクラスの良型が釣れた日には、その新鮮な美味しさを最大限に活かす料理で食卓を飾りたいものですよね。
「刺身もいいけど、何か特別な料理はないかな?」
そうお考えなら、断然**「生のイカ墨を使ったパスタ」**がおすすめです。
お店で食べるイカ墨パスタも美味しいですが、釣りたての新鮮なアオリイカから取り出した生の
イカ墨で作るパスタは、まさに格別。臭みが一切なく、濃厚な旨味と磯の香りが口いっぱいに広がります。
今回は、500gのアオリイカを最高に美味しく食べるための、絶品イカ墨パスタの作り方をご紹介します。
なぜ「生」のイカ墨は格別に美味しいのか?
市販のイカ墨ソースの多くは、保存のために加熱処理や塩分添加がされています。
もちろん手軽で美味しいですが、生のイカ墨は風味が全く違います。
- フレッシュな香り: 磯の香りが豊かで、臭みがありません。
- 濃厚な旨味: イカ墨に含まれるグルタミン酸などの旨味成分が凝縮されています。
- 自然な甘み: 新鮮なイカならではの、ほのかな甘みを感じられます。
一度この味を知ってしまうと、もう市販のソースには戻れないかもしれません。
材料(2人分)
- アオリイカ(500gサイズ)… 1杯
- パスタ … 200g
- ニンニク … 2片(みじん切り)
- 鷹の爪 … 1本(輪切り)
- オリーブオイル … 大さじ4
- 白ワイン(または日本酒) … 50ml
- トマト缶(カット) … 1/2缶(約200g)
- パスタの茹で汁 … お玉2杯分
- 塩、黒コショウ … 少々
- イタリアンパセリ(みじん切り) … お好みで
生イカ墨の取り出し方と下処理
ここが一番のポイントです。新鮮なうちに丁寧に行いましょう。
- 胴体と内臓を分ける: アオリイカの胴体に指を入れ、内臓と足をつなげている部分をゆっくりと引き抜きます。
- 墨袋を探す: 内臓の中に、銀色に光る細長い袋が「墨袋」です。これを破らないように、そっと指でつまんで取り外します。
- ポイント: 墨袋は非常にデリケートです。もし破れてしまっても、ボウルなどの上で作業していれば大丈夫。流れ出た墨もすべて使います。
- イカをさばく: 墨袋を取り出したら、残りの部分を食べやすく捌きます。胴体は輪切りに、エンペラと足は食べやすい大きさにカットしましょう。
絶品イカ墨パスタの作り方
- パスタを茹でる: 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩(分量外:お湯1Lに対し塩10gが目安)を加えてパスタを袋の表示時間より1分短く茹で始めます。
- ソースを作る: フライパンにオリーブオイル、みじん切りにしたニンニク、鷹の爪を入れて弱火にかけます。ニンニクの香りが立ってきたら、カットしたアオリイカを加えて中火で炒めます。
- イカに火を通す: イカの表面の色が変わったら、白ワインを加えてアルコールを飛ばします。
- イカ墨とトマトを加える: トマト缶とパスタの茹で汁(お玉1杯分)を加え、木べらなどで混ぜ合わせます。ここに取り出しておいた墨袋の中身をすべて加え、よく混ぜてソース全体を黒くします。
- 味を調える: 塩、黒コショウで味を調えます。少し煮詰めて、ソースの味を凝縮させましょう。
- パスタと絡める: 茹で上がったパスタをフライパンに加え、残りの茹で汁(お玉1杯分)も入れてソースと手早く絡めます。「アルデンテ」のうちに火から下ろすのがポイントです。
- 盛り付け: お皿に盛り付け、お好みでオリーブオイル(分量外)を回しかけ、イタリアンパセリを散らせば完成です!
もっと美味しくするワンポイント
- イカの肝(ゴロ)も加える: 少量の肝を一緒に炒めると、さらにコクと深みが増し、濃厚な味わいになります。
- 仕上げの追いオリーブオイル: 風味の良いエキストラバージンオリーブオイルを仕上げにかけると、香りが一層引き立ちます。
- 野菜を追加: ミニトマトやズッキーニなどを加えると、彩りも栄養バランスもアップします。
まとめ
釣りたてのアオリイカで作る生のイカ墨パスタは、釣り人の特権ともいえる究極の贅沢です。
500gという絶好のサイズが手に入ったら、ぜひその濃厚でフレッシュな味わいを堪能してみてください。
自分で釣ったイカだからこそ、その価値は計り知れません。
最高の食材を、最高の一皿に変えて、釣りの思い出とともにお楽しみください。


