曇天時はアオリイカが浅場にとどまる理由
アオリイカは、もともと強い光を嫌う生き物です。
晴天時は太陽光が海中を照らすため、眩しさを避けて深場へと潜りがち。
しかし、曇りの日は光が弱まり、海中が薄暗くなります。
その結果、アオリイカは警戒心を解き、浅場でも活動しやすくなるのです。
このため、普段は早朝や夕まずめにしか釣れないような場所でも、
曇天時なら日中でもヒットチャンスが増えます。
日中でも狙える「曇天タイム」の攻略法
曇りの日中は、エギング・ヤエン・ウキ釣りのどれでもチャンスがあります。
特におすすめは、明暗の境界や藻場まわりのスロープエリア。
アオリイカはこうした地形の変化を利用して、獲物に忍び寄ります。
・光が弱いため、エギのカラーは**ナチュラル系(オレンジやピンク系)**が効果的。
・アオリイカが浮きやすい時間帯は、水深2〜4mラインを重点的に探るのがポイント。
曇りの日のアオリイカは「警戒心が薄い」
晴天時のアオリイカは、周囲の光や影を敏感に感じ取り、
エギや活アジに対して慎重な反応を見せます。
一方で、曇天時は光のコントラストがやわらぐため、
疑似餌を本物と勘違いしやすくなるのが特徴です。
つまり、「曇りの日=騙しやすい日」。
これは経験者の間でもよく知られた“鉄板の条件”です。
風や潮の流れにも注目しよう
曇りの日は、風が穏やかで水面が落ち着くことが多いです。
そのため、エギやアジが自然に漂いやすくなり、アオリイカの捕食スイッチを刺激します。
ただし、風が強く吹くとエギが浮き上がったり、
ヤエンの投入タイミングがずれたりするため、
北西風7m以上なら風裏ポイントを選ぶのが無難です。
釣り人にとっての曇天メリットまとめ
| 条件 | 曇りの日の効果 |
|---|---|
| 光量 | 弱くなるため浅場で活動しやすい |
| 活性 | 晴天よりも高く、日中もヒットチャンスあり |
| 視認性 | エギやアジが自然に見える |
| プレッシャー | 少ない光で警戒心が和らぐ |
| おすすめ時間帯 | 日中もOK(特に10時〜15時) |
曇天時のおすすめ釣り場(南紀エリア例)
・白浜町 日置(伊古木漁港)
→ 山に囲まれており、北西風を防ぎつつ曇天でも水色が安定。
・みなべ町 天神崎地磯(東側)
→ 太陽光が弱い曇天時は、アオリイカが藻場に寄りやすい。
・すさみ町 見老津オオハ
→ 曇りの日でも潮通しが良く、回遊型のアオリイカ狙いに最適。
まとめ:曇りの日は「日中エギングの黄金タイム」
アオリイカは太陽の光を嫌い、曇天時には行動範囲が広がります。
つまり、晴れの日よりも釣り人のチャンスが長く続くということ。
日中でも「朝マヅメ級の活性」が期待できるのが曇りの魅力です。
釣行前に天気予報を確認し、曇りマークの日を積極的に狙うのがアオリイカ釣り成功の近道です。

