【釣り人必見】青魚の定義は食用と違う?「青物」との関係や種類を徹底解説!

スーパーで「青魚コーナー」を見れば、サバやアジ、イワシが並んでいます。

これらは栄養豊富で美味しい、私たちにとって馴染み深い「食用の青魚」です。

しかし、釣り人の世界では少しニュアンスが異なります。

彼らが熱狂するターゲットを指すとき、**「青魚」よりも「青物(あおもの)」**という言葉がよく使われます。

同じ魚を指しているようで、実は視点が違う「青魚」と「青物」。

この記事では、一般的な定義と釣り人ならではの定義の違い、そして「青物」の魅力について、

分かりやすく解説していきます。


まずは基本!食用の「青魚」とは?

一般的に「青魚(あおざかな)」とは、生物学的な分類ではなく、見た目や栄養的な特徴から呼ばれる総称です。

  • 定義のポイント:
    1. 見た目: 背中が青や黒っぽく、お腹が銀白色をしている。
    2. 栄養: DHAやEPAなどの良質な脂質を豊富に含む。
    3. 身質: 持久力のある赤身の筋肉が多い。

この定義は、魚を**「食べる」という視点**に基づいています。

サバ、アジ、イワシ、サンマなどが代表格で、その栄養価の高さから健康面で注目されることが多いのが特徴です。


釣り人が熱くなる!「青物」とは?

一方、釣り人が「青物(あおもの)」と呼ぶとき、そこにはターゲットとしての敬意と興奮が込められています。

食用としての青魚の中でも、特に以下の特徴を持つ魚を指します。

  • 定義のポイント:
    1. 生態: 広い海を高速で泳ぎ回る、大型の回遊魚
    2. 習性: 小魚(ベイト)を活発に追いかけるフィッシュイーター
    3. 釣り味: 竿を絞り込む、強烈でパワフルな引き。

釣り人にとって「青物」とは、スピード、パワー、そしてゲーム性を兼ね備えた最高のターゲットなのです。

代表格は、**ブリ(ヒラマサ、カンパチを含むブリ御三家)**やシイラ、カツオ、マグロ類など、

食用の青魚の中でも特に大きく、力強い魚たちです。


「青魚」と「青物」決定的な違いは視点にある

両者の関係を整理すると、以下のようになります。

「青物」は、「青魚」という大きなカテゴリの中に含まれる、特に大型で引きが強い魚たちを指す、

釣り人目線の呼び方。

視点 食用の「青魚」 釣り人の「青物」
主な定義 見た目(背が青い)、栄養(脂が多い) 生態(回遊性)、習性(捕食性)、パワー
注目する点 DHA・EPA、味、鮮度 スピード、引きの強さ、ゲーム性
代表的な魚 サバ、アジ、イワシ、サンマ ブリ、ヒラマサ、カンパチ、カツオ、シイラ
小さなアジやイワシは? 立派な「青魚」 主に「エサ(ベイト)」として認識

この表で最も分かりやすいのが、アジやイワシの扱いです。

食卓では主役級の「青魚」ですが、青物釣りの世界では、ブリなどの大型魚が捕食する

「ベイト(エサ)」としての側面が強くなります。


 

なぜ釣り人は「青物」と呼び分けるのか?

では、なぜわざわざ「青物」と呼び分けるのでしょうか。

それは、魚と対峙するシチュエーションが全く違うからです。

  • 食用の視点: 魚が最も注目されるのは、お皿の上。**「どう美味しく、健康的に食べるか」**が最大の関心事です。
  • 釣り人の視点: 魚と対峙するのは、広大な海の上。**「どうやって賢い魚を騙し、その強烈な引きをいなし、釣り上げるか」**という戦略とスリルが全てです。

この視点の違いが、「青魚」と「青物」という言葉のニュアンスの違いを生んでいるのです。


まとめ:同じ魚でも視点が変われば呼び名も変わる

今回は、「青魚」と「青物」の違いについて解説しました。

  • 青魚: 見た目や栄養価に着目した、主に食用の呼び方
  • 青物: スピードやパワーに着目した、釣り人のための呼び方
  • 関係性: 釣り人が狙う「青物」は、「青魚」という大きなグループの一部である。

もしあなたが釣り公園でサビキ釣りをしてアジを釣ったなら、それは「青魚」を釣ったと言えるでしょう。

しかし、もしあなたが船からジグを投げてブリを釣り上げたなら、それはまさしく「青物」を仕留めたと胸を張って言えるのです。

食卓で、そして釣り場で。 それぞれの視点から「青魚」たちの魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。

青魚は、見た目(背の青さ・銀色の体)・回遊性・高脂質で栄養価が高いという共通点を持つ魚たちの総称です。ただし、釣り人が言う青物=釣りのターゲット・引きの強い回遊魚。一般的な青魚=健康・栄養・食卓でおなじみの魚。釣太郎

タイトルとURLをコピーしました