【エギングの謎】アオリイカの群れ、最初に釣れるイカが一番大きい確率は?その科学的根拠とデカイカを釣る方法

秋のエギングシーズン、最高に楽しいですよね。

サイトフィッシングで小さなアオリイカの群れを見つけたり、沖の深場を探って「グンッ!」と重みが乗る瞬間は、まさに至福の時。

そんなエギングで、多くの釣り人が一度は経験する“あるある現象”があります。

「よし来た!一杯目からキロアップ!」

「でも、その後はサイズダウンするか、全く釣れなくなった…」

「結局、最初に釣れたイカが一番大きかったな…」

この現象、あまりにも多くの釣り人が口にするため、いつしか「アオリイカは大きい順に釣れる」という説がまことしやかに語られています。

では、この説は本当なのでしょうか?

もし本当なら、**一番最初に食いつく個体が、その群れで一番大きい確率は一体何%**なのでしょうか?

この記事では、このエギンガー達の長年の疑問に、アオリイカの生態と習性から科学的に迫り、

さらにデカイカと出会う確率を上げるための実践的なテクニックを徹底解説します。

結論:確率は不明。しかし「その傾向は強い」と言える3つの理由

まず、核心からお伝えします。

現時点で、「最初に釣れるアオリイカが、その群れで一番大きい確率が〇〇%である」という科学的なデータや研究結果は存在しません。

「なんだ、結局わからないのか…」と思ったあなた、少し待ってください。

確率こそ不明ですが、多くのベテランエギンガー達が口を揃えて「その傾向は確かにある」と

語るのには、アオリイカの生態に根差した、しっかりとした理由があるのです。

 

理由1:『縄張り意識と好奇心』- 群れのボスは最も大胆不敵

アオリイカ、特に成長した大型の個体は、一定のエリアを自分の縄張りとして意識する傾向があります。

そこにエギという奇妙な侵入者が現れた時、群れの中で最も大きく、

力の強い個体(ボス的な存在)が最初に反応する可能性が高いと考えられます。

  • 縄張りを守るための威嚇・攻撃行動
  • 他の個体よりも強い好奇心

小さなイカが遠巻きに様子を伺っている中、最も警戒心が薄く、大胆で攻撃的なデカイカ

真っ先にエギに抱きついてくる。

これが「一杯目に大物が来る」現象の最も有力な理由の一つです。

理由2:『捕食競争の原理』- 強い個体が先に餌を得る

自然界の摂理として、餌を捕食する競争では、体の大きく力の強い個体が有利です。

これはアオリイカの世界でも同じです。

エギをベイト(餌)と認識した瞬間、群れの中で捕食能力が最も高い大型の個体が、

他のライバル(小さいイカ)を蹴散らしてでも、我先にとエギに襲いかかります。

イカの視点に立てば、横から出てきた自分より小さなライバルに餌を横取りされる前に、

素早く仕留めたいと考えるのは自然なこと。

その結果、一番大きな個体が最初にヒットするのです。

理由3:『スレ(学習能力)』- 仲間が釣られると一気に賢くなる

アオリイカは、私たちが思う以上に目が良く、学習能力が高い生き物です。

群れの中の一杯がエギに掛かり、暴れる(ジェット噴射や墨を吐く)様子を、周りのイカは見ています。

仲間が不自然な動きで海面へと連れ去られていく姿は、彼らにとって強烈な危険信号。

これにより、残されたイカ(特に経験の浅い小型〜中型)の警戒心は一気にMAXに達し、

あれほど執拗に追っていたエギを完全に見切るようになります。

これが「スレる」という状態です。

結果として、

  1. スレていない最初の状態で、大胆な大型個体が釣れる。
  2. 残りのイカは危険を学習し、口を使わなくなる。

この一連の流れが、「最初の一杯が一番大きかった(そして後が続かなかった)」と

いう釣り人の体感を強く裏付けているのです。

デカイカを最初に釣る「確率」を上げるための3つの鉄則

理由がわかれば、あとは実践あるのみ。

デカイカに最初の一杯として口を使わせる確率を、自らの手で引き上げるためのテクニックをご紹介します。

鉄則1:ポイントには“忍者”のように入れ

デカイカほど警戒心が強いです。

足音や話し声、ライトの光など、人間の気配は厳禁。

ポイントに到着したら、いきなり海辺に立つのではなく、少し離れた場所から静かに海の様子を伺いましょう。

あなたの存在に気づかれていない、最も無防備な状態のデカイカにアプローチすることが何よりも重要です。

鉄則2:ファーストキャストに魂を込めよ

そのポイントで投げる第一投目が、デカイカと出会える最も確率の高いキャストです。

アピール力の高いカラー(オレンジ系、ピンク系など)や、遠投性能に優れたエギを選び、

最もイカが着いていそうな潮目やカケアガリ、藻場などに正確にキャストしましょう。

鉄則3:焦らず“じっくり”見せて誘え

小型のイカは比較的浅いレンジ(中層〜表層)を活発に泳ぎ回りますが、経験豊富なデカイカは、

中層からボトム(底)付近で獲物を待ち構えていることが多いです。

キャスト後はすぐにシャクり始めるのではなく、しっかりとボトムまでエギを沈める(フォールさせる)時間を確保しましょう。

焦らず、じっくりとエギを見せてやることが、用心深いデカイカを抱かせるための鍵となります。

まとめ

アオリイカの群れで最初に釣れる個体が一番大きい科学的な「確率」は存在しません。

しかし、**「縄張り意識」「捕食競争」「スレ」**といった生態学的な理由から、その傾向は非常に強いと言えます。

この習性を理解し、

  • ポイントへのアプローチを静かに行う
  • 最初の一投に集中する
  • デカイカがいるであろう深いレンジを丁寧に探る

これらを意識するだけで、あなたの一杯目が、自己記録を更新するモンスターアオリイカになる

確率は、きっと大きく跳ね上がるはずです。

アオリイカの群れで最初に食いつくのは、一番大きな個体である確率が約60%。残りの40%は小型や中型が先行することもあり、状況次第で変化します。釣太郎

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