魚介類の水分量は、食感や調理適性に大きく影響します。
以下に代表的な魚種の水分量を比較してみましょう。
| 魚種 | 水分量(%) | 特徴・傾向 |
|---|---|---|
| アオリイカ | 約78〜80% | ねっとりとした甘み、旨味が濃厚 |
| アジ | 約75〜77% | 赤身魚、脂が乗りやすい |
| ヒラメ | 約80〜82% | 白身魚、淡白で上品な味わい |
| 青物(例:ブリ) | 約70〜74% | 赤身魚、脂質が多く濃厚な味 |
| カツオ | 約71〜73% | 赤身魚、鉄分・旨味が豊富 |
※水分量は漁獲時の鮮度や部位によって多少変動します。
🤔なぜアオリイカは「水分が少ない」イメージがあるのか?
実際にはアオリイカの水分量は魚類と同程度かやや多めですが、「水分が少ない」と感じられる
理由には以下のような要因があります。
1. ねっとりとした食感
アオリイカは筋繊維が細かく、旨味成分(アミノ酸)が豊富なため、刺身にすると粘り気のある濃厚な食感になります。
これが「水分が少ない=濃縮されている」ような印象を与えます。
2. 加熱しても縮みにくい
イカ類は加熱しても水分が抜けにくく、身がふっくらと仕上がるため、他の魚に比べて
「水分が少ない=しっかりしている」と感じられます。
3. 旨味の強さ
アオリイカはグルタミン酸やタウリンなどの旨味成分が豊富で、味が濃く感じられるため、
水分が少ないような錯覚を起こします。
4. 調理法の影響
刺身、一夜干し、焼霜造りなど、水分を飛ばす調理法が多く用いられるため、食べる際に
「水分が少ない」印象が強まります。
まとめ
アオリイカは実際には水分量が多い部類に入りますが、その濃厚な旨味とねっとりとした食感が
「水分が少ない」という印象を与えています。
魚種ごとの水分量を比較することで、アオリイカの魅力がより際立ちます。


