サバ・イワシ・アジなど青魚は健康維持に役立つ栄養の宝庫として知られています。
その中でも秋が旬のサンマは、DHA・EPA・ビタミンDの含有量で群を抜く存在。
血液をサラサラにし、脳の働きを助け、骨を強く保つ効果が期待できるサンマの魅力を、
釣り人視点と栄養学の両面から徹底解説します。
サンマが青魚の王者と言われる理由
・サンマは脂質にDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)を豊富に含む。
・可食部100gあたりのDHAは約2,200mg、EPAは約1,000mg前後と、サバやイワシを上回る。
・ビタミンDは100g中約16µg前後。これは成人が1日に必要とする量を余裕でカバーできる。
この圧倒的な栄養バランスが「青魚最強」と呼ばれる所以です。
DHAがもたらす効果
・脳の神経細胞を構成する重要な脂肪酸
・記憶力や学習能力の維持に役立つ
・認知症予防の研究でも注目されている
釣り好きな中高年の脳の健康維持にもおすすめです。
EPAがもたらす効果
・血液をサラサラにして血栓を予防
・中性脂肪や悪玉コレステロールの減少に貢献
・動脈硬化や心筋梗塞リスクの軽減に効果が期待
脂質の多い食生活を送る現代人にとって、天然のサプリメントとも言えます。
ビタミンDの健康パワー
・カルシウムの吸収を助け、骨粗しょう症予防に有効
・免疫力を高め、風邪や感染症に対する抵抗力を強化
・近年はガンや糖尿病予防への効果も研究が進む
日光不足になりやすい冬場にも心強い栄養素です。
他の青魚との比較(可食部100gあたり)
| 魚種 | DHA(mg) | EPA(mg) | ビタミンD(µg) |
|---|---|---|---|
| サンマ | 約2,200 | 約1,000 | 約16 |
| マサバ | 約1,800 | 約900 | 約8 |
| イワシ | 約1,200 | 約700 | 約6 |
| アジ | 約900 | 約500 | 約5 |
※季節や個体差で数値は変動しますが、サンマの優位性は歴然です。
釣り人にうれしい理由
・秋の南紀では脂がのったサンマが市場に多く出回る
・新鮮なサンマは刺身・塩焼き・炙りなど幅広い調理が可能
・釣りの帰りに地元市場で買えば鮮度抜群
旬のサンマを海水氷でしっかり冷やして持ち帰れば、DHAやEPAの酸化を防ぎ、味と栄養を保てます。
美味しく食べるポイント
・塩焼きは脂の旨味を最大限に引き出す定番
・刺身ならDHA・EPAの劣化が少なく、生のまま摂取できる
・味噌煮や蒲焼きにしても栄養はほとんど損なわれない
特に焼きたての塩焼き+大根おろしは、脂の酸化を抑えるビタミンCを同時に摂取できる理想の食べ方です。
まとめ
青魚はどれも健康に良いですが、サンマはその中でも栄養含有量で群を抜いています。
旬の時期に新鮮なサンマを食卓に取り入れれば、DHA・EPA・ビタミンDを効率良く摂取でき、
血液・脳・骨の健康をまとめてサポート。
まさに「天然のサプリメント」と呼べる魚です。


