釣り人が「本命ではない魚=外道魚」と呼ぶ対象の中には、実は高値で取引される高級魚や、
地域によってはブランド魚として珍重される種類が数多く存在します。
今回はその代表例として、タマミ(タマン・ハマフエフキ)、モンゴウイカ、ハタンポなどを
ピックアップし、生態・市場価値・おすすめ料理を詳しく紹介します。
外道魚とは何か?
・外道魚とは「釣りのターゲット(本命)」以外に釣れてしまう魚を指す釣り用語。
・味や価値に関係なく、狙った魚でなければ“外道”と呼ばれる。
・しかし市場や地域によっては、むしろ本命以上に価値が高い場合もある。
タマミ(タマン・ハマフエフキ)
外道扱いされる理由
・磯釣りではチヌやグレを狙っている際に掛かるため外道呼ばわりされる。
・強烈な引きで仕掛けを切られることも多く、厄介者扱いされることがある。
実は高級魚
・沖縄や九州南部では「タマン」と呼ばれ、高級魚として人気。
・白身は脂がのり、刺身・塩焼き・煮付けなど幅広い料理に適する。
・市場価格は1kgあたり2,000円前後と高値で取引されることもある。
おすすめ料理
・皮目を炙った刺身や塩焼きが定番。
・大物はアラ汁にすると旨味が濃縮される。
モンゴウイカ(カミナリイカ)
外道扱いされる理由
・アオリイカ狙いのエギングで掛かると“本命じゃない”と敬遠されがち。
・胴体が短く重量があるため、見た目の派手さに欠ける。
実はブランド級の旨さ
・肉厚で甘味が強く、天ぷらや寿司ネタとして一級品。
・加熱しても柔らかさを保ち、業務用イカとして高く評価される。
・市場ではアオリイカより高値で取引されることもある。
おすすめ料理
・厚切り刺身やイカステーキ、煮物。
・ワタを使ったイカ墨パスタも絶品。
ハタンポ(スズメダイ科)
外道扱いされる理由
・堤防釣りでサビキに頻繁に掛かり、数が多くて小型。
・釣り人には「リリース対象」とされることが多い。
実は絶品干物向き
・脂がよくのり、干物にすると驚くほど旨味が増す。
・小田原や伊豆では「キンメダイより美味しい」と評価される地域もある。
・漁師が自家用に持ち帰る魚として知られ、地元で隠れた人気。
おすすめ料理
・一夜干し、唐揚げ、煮付け。
・小型でも骨が柔らかいため丸ごと食べやすい。
他にもいる“隠れ高級魚”たち
・カゴカキダイ:磯釣りでは外道扱いだが、上品な白身は刺身・煮付けに最適。
・アイゴ:独特の臭みを嫌われるが、内臓処理後に塩焼きすると絶品。
・ベラ(キュウセン):色鮮やかで観賞魚のようだが、煮付けや唐揚げは高評価。
まとめ
・外道魚は「本命ではない」という釣り人の都合で生まれた呼び名にすぎない。
・タマミ・モンゴウイカ・ハタンポなどは市場で高値がつく高級魚であり、食味も抜群。
・釣った魚を見直し、上手に調理することで“外道”が“ご馳走”に変わる。
釣った魚を無駄にしないためには、釣ったその瞬間からの処理が重要です。
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