サバの干物はマサバとゴマサバで味が違う?脂のり・旨味・旬を徹底比較

サバの干物を買う時、表示に「マサバ」や「ゴマサバ」と書かれているのを見たことはありませんか。

一見同じサバでも、実は身質や脂のり、旬の時期が異なり、干物にした際の味にもはっきり差が出ます。

この記事では、マサバとゴマサバの干物を食べ比べた時に感じる具体的な違いを、

釣り人ならではの視点で詳しく解説します。

マサバの特徴

・一般的に「本サバ」と呼ばれ、日本各地で漁獲される代表種。
・旬は秋から冬(9〜12月)で、寒サバと呼ばれる時期は脂肪含有率20%以上に達することも。
・身はきめ細かく、干物にしても脂の甘みと旨味が強く濃厚

・焼いた時の香りが芳醇で、冷めても旨味が残りやすい。

干物にしたときのポイント
・脂が多いため、軽く塩を当てて干すだけでジューシーさが際立つ。
・脂が酸化しやすく、保存期間はゴマサバより短め。


ゴマサバの特徴

・体にゴマ模様の斑点があることから命名。
・旬は**春から初夏(3〜6月)**が中心で、年間を通じて漁獲量が多い。
・身はやや締まりがあり、脂は控えめであっさりした味わい
・干物にすると、塩気がスッと馴染み、さっぱりした後味。

干物にしたときのポイント
・脂の少なさから日持ちが良く、量産・流通向き。
・塩分を強めにすると旨味が引き立ち、保存性もアップ。


味の比較まとめ

項目 マサバ干物 ゴマサバ干物
脂のり ★★★★★(非常に多い) ★★☆☆☆(控えめ)
味わい 濃厚・甘み強い さっぱり・塩気が際立つ
香り 芳醇で焼き香が強い 軽やかでクセが少ない
保存性 短め(酸化しやすい) 長め(脂少なく劣化遅い)
価格傾向 高め(脂質評価が高い) 安め(漁獲量が多い)
干物市場シェア 地域により半々だがゴマ優勢 安価で大量流通

干物にするならどちらが美味しい?

結論として、味の濃厚さを求めるならマサバが圧倒的におすすめ。
脂が多くジューシーで、焼き上げると香りが強く、ご飯や酒との相性も抜群です。

一方、あっさりとした食べやすさや保存性を重視するならゴマサバが有利。
特に暑い季節や塩辛めの干物が好きな方にはゴマサバが向いています。


釣り人の視点

南紀や紀伊半島ではマサバとゴマサバが混ざって釣れることも多く、

干物用としてはゴマサバが流通しやすく価格も安定しているため、

スーパーや干物専門店ではゴマサバ干物が多数派。

しかし釣り人が自分で作る場合は、脂の多いマサバを選ぶことでワンランク上の味を楽しめます。


まとめ

・濃厚で旨味の強い干物を求めるならマサバ。
・あっさり系・日持ち重視ならゴマサバ。
・市場ではゴマサバ干物が多いが、味の評価はマサバが上。

釣りや市場でサバを選ぶ際は、旬・脂のり・保存性を意識して選ぶことで、

干物の味わいを最大限に引き出せます。

 

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