1. 代表的なターゲットと特徴
アオリイカ(新子)
・秋の定番ターゲット。春に生まれた新子(300〜500g前後)が堤防や地磯、砂浜に接岸。
・ヤエン釣り・ウキ釣り・泳がせ釣りでアジを生き餌に。サビキで釣った豆アジをそのまま使えるのが強み。
カマス
・南紀の初秋はカマスの群れが接岸。夕まずめや夜間にサビキ、ウキ釣りで狙える。
・エサは小魚(キビナゴ、アジの切り身)やキラキラ系のサビキ。
アジ(豆アジ・中アジ)
・日中はサビキで豆〜小アジが数釣りでき、夕まずめは20cm超の中アジも回遊。
・釣ったアジを泳がせに使えばアオリイカ・ヒラメ・青物が狙える。
サバ(ゴマサバ・マサバ)
・夏の名残でゴマサバが残りつつ、マサバも回遊。
・サビキやカゴ釣りで数釣り可能。活きエサとして青物狙いにも転用可。
チヌ(クロダイ)
・夏場に続き高活性。フカセ釣り・ダンゴ釣り・落とし込みで狙える。
・サナギやオキアミ、練り餌が有効。
グレ(メジナ)
・水温がまだ高いので良型は少なめだが、フカセ釣りで数釣りが可能。
・オキアミを主体に配合エサをブレンド。
青物(ハマチ・シオ・メジロ)
・黒潮の影響で回遊が活発化。
・カゴ釣り、泳がせ釣り、ぶっこみ釣りで小アジ・サバをエサに。
ヒラメ・マゴチ
・砂浜や堤防周りに接岸。
・アジ・イワシ・キスを泳がせて狙う。
タチウオ
・早い年は9月中旬から回遊開始。
・キビナゴを使ったウキ釣りやテンヤが人気。
2. 釣り方別おすすめエサ
| 釣り方 | 主なエサ | ポイント |
|---|---|---|
| サビキ釣り | アミエビ | アジ・サバ・カマスの数釣り |
| フカセ釣り | オキアミ+配合エサ | チヌ・グレ |
| ウキ釣り | キビナゴ・アジ・サンマ切り身 | タチウオ・カマス |
| 泳がせ釣り | 活アジ・活イワシ・活サバ | ヒラメ・青物・アオリイカ |
| ブッコミ釣り | サンマ切り身・イカ短冊・カニ | コロダイ・マダイ |
| ヤエン釣り | 活アジ | アオリイカ |
3. エリア別の傾向(南紀)
みなべ〜田辺
・堤防が多くファミリー向け。
・アジ・カマス・アオリイカの回遊が早い。
白浜
・磯場主体でチヌ・グレ・青物に好条件。
・夜はタチウオの先発隊が入る年もあり。
すさみ
・渡船利用の磯ではグレ・イシダイ・青物が本格化。
・港内はアジ・サバ・カマスが数釣り可。
串本
・黒潮の恩恵が強く、青物・グレの回遊が豊富。
・台風後は水温回復が早い。
4. まとめ
9月の南紀は
・夏魚(アジ・サバ・カマス)
・秋魚(アオリイカ新子・タチウオ)
・周年魚(チヌ・グレ)
が同時に狙える最も魚影が濃い季節です。
サビキで活きエサを確保し、そのまま泳がせに転用する「リレー釣り」が特におすすめ。
一日で数種のターゲットを狙える“お得な季節”をぜひ楽しんでください。

