釣り人に人気のターゲット「サワラ」。
しかし実際の釣果情報や会話では「サゴシ」という名前もよく耳にします。
サゴシとサワラは別の魚なのか？
それとも同じ魚なのか？
この記事では、両者の違い・見分け方・釣り方を初心者にもわかりやすく解説します。
サゴシとサワラの違い
・同じ魚の成長段階
サワラ（サバ科サワラ属）の小型個体を「サゴシ」と呼ぶ。
・呼び方の目安サイズ
一般的には 50cm未満＝サゴシ、60cm以上＝サワラ とされる。
ただし地域によって多少の基準差あり。
・体型の違い
サゴシは体がやや細長く、模様（斑点）がはっきりしている。
サワラは成長すると体高が増し、模様も不鮮明になり全体が銀色に輝く。
サゴシとサワラの見分け方
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サイズで判断
50cm前後を境に「サゴシ」と呼ばれることが多い。 -
体色と模様
サゴシ：側面に黒い斑点が明確。
サワラ：斑点が薄くなり、銀白色に近づく。 -
釣り現場での呼称
「小さい＝サゴシ」「大型＝サワラ」と実用的に分けている。
サゴシとサワラの釣り方の違い
・サゴシ狙い
近場の堤防やサーフでもヒット。メタルジグ・ミノーで高速リトリーブが有効。
活性が高いと群れで釣れることも多い。
・サワラ狙い
沖合のジギングや船釣りで狙うケースが多い。
大型は強烈な突進力で、ドラグを鳴らすファイトが魅力。
餌釣りではサンマやイワシを使う「引き釣り」が定番。
釣り人向けの注意点
・歯が鋭いため、ハリス切れが頻発。ワイヤーリーダーや太めのフロロを使用すること。
・サゴシは小型でもよく跳ねるため、仕掛けを空中で切られることもある。
・サワラは身がデリケートで傷みやすいため、釣ったらすぐに血抜き・氷締めを徹底することが重要。
まとめ
サゴシとサワラは別の魚ではなく、同じ魚のサイズによる呼び分けです。
・50cm前後まではサゴシ。
・大型化するとサワラ。
この違いを理解しておけば、釣果報告や市場でのやり取りもスムーズになります。
また、釣り方もサイズによって変わるため、ターゲットに応じた仕掛け選びが釣果アップのカギです。
