砂浜に大量のイガイが打ち上げられる理由|死んだ貝が流されてきたのか?

海辺を歩いていると、砂浜に大量の貝殻や貝類が打ち上げられている光景に出会うことがあります。

今回の写真のように黒っぽい二枚貝「イガイ」が一面に広がっていると、思わず

「これは全部死んだ貝なのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。

この記事では、イガイが砂浜に打ち上げられる理由や、その正体について詳しく解説します。


1. イガイとはどんな貝?

・イガイはムラサキイガイ科に属する二枚貝。
・日本の堤防やテトラポッド、岩礁に群れで付着する外来種。
・黒っぽい殻が特徴で「ムラサキイガイ」「カラスガイ」とも呼ばれる。
・釣り人にはおなじみで、イシダイ釣りのエサとしても利用される。


2. 打ち上げられるイガイは「死んだ個体」が多い

砂浜に大量に見られるイガイは、基本的に死んで殻から外れた個体が流れ着いたものです。

・波の高い日や台風後は岩場から大量に剥がされる。
・貝が死んで殻だけになり、潮流に乗って漂着する。
・白っぽく乾燥したものは死んで時間が経っている証拠。


3. なぜ一度に大量に打ち上げられるのか?

強い波や潮流:低気圧や台風の影響で大量に剥がれる。
水温の急変:夏の高水温や冬の低水温で大量死することがある。
酸欠:赤潮や水質悪化で呼吸ができず死滅するケース。

これらの要因が重なり、一度に数百〜数千のイガイが砂浜に集まることがあります。


4. 打ち上げられたイガイの扱い

・新鮮なものは一見食べられそうに見えますが、基本的には食用に適しません。
・腐敗や雑菌の繁殖が進んでいる可能性が高い。
・釣りのエサに再利用する人もいますが、安全性は低い。
・自然現象の一部として観察を楽しむのが無難です。


5. まとめ

砂浜に大量のイガイが打ち上げられているのは、台風や波、環境変化によって死んだ個体が剥がれ流されてきた結果です。

その多くはすでに死んでおり、海岸に漂着するのは自然現象のひとつ。

見かけても食用にはせず、観察や写真撮影を楽しむ程度に留めるのがおすすめです。

 

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