【サビキ釣り入門】なぜサバが釣れると仕掛けが絡まる?「お祭り」の原因と対策を徹底解説

やったー!大きなアタリ!」「こっちも釣れた!」

家族や友人とのサビキ釣りで、竿が大きくしなる瞬間は最高にエキサイティングですよね。

しかし、その歓声の直後、リールを巻いていると何やら様子がおかしい…。

上げてみると、仕掛けはぐちゃぐちゃ、複数の魚が絡み合って団子状態に。

サビキ釣りで誰もが経験する悪夢、**「お祭り」**です。

特に、アジやイワシが釣れている時はそうでもないのに、パワフルな「サバ」が回ってきた途端に、

このお祭りが多発しませんか?

それには、サバならではの習性に隠された、ちゃんとした理由があるのです。

この記事では、サビキ釣り入門者の方に向けて、なぜサバが釣れるとお祭りしやすいのか、

その原因と誰でもできる簡単な対策を分かりやすく解説します。

そもそもサビキ釣りの「お祭り」とは?

まず「お祭り」という言葉に馴染みがない方のために、簡単に説明します。

釣りで言う「お祭り」とは、主に以下のような仕掛けが絡まってしまうトラブル全般を指します。

  • 自分の長いサビキ仕掛けが、ぐちゃぐちゃに絡んでしまう。
  • 釣れた魚が暴れて、仕掛けが団子状になってしまう。
  • 隣で釣っている人の仕掛けと自分の仕掛けが絡まってしまう。

一度こうなってしまうと、ほどくのに時間がかかり、楽しい釣りの時間が中断されてしまいます。

なぜ「サバ」がヒットするとお祭りしやすい?3つの理由

では、なぜ特にサバがヒットすると、このお祭りが頻発するのでしょうか。

その理由は、サバが持つ3つのパワフルな特徴にあります。

理由1:泳ぐスピードとパワーが桁違い!

サバは、アジやイワシとは比べ物にならないほどの遊泳力を持っています。

針に掛かった瞬間、そのパワーを活かして猛スピードで横に走る習性があります。

真下に潜ろうとするアジとは違い、この「横走り」が、まっすぐ垂れているはずの自分の仕掛けの

幹糸(メインの太い糸)や、隣の人の仕掛けに絡まってしまう最大の原因なのです。

理由2:体を回転させる「ローリングファイト」

サバは針から逃れようと、体をぐるぐると回転させながら激しく抵抗します。

これを「ローリング」と呼びます。

この回転によって、針が付いている細い糸(ハリス)が、いとも簡単に幹糸に巻き付いてしまうのです。

釣り上げたサバの体に、ハリスがぐるぐるに巻き付いているのをよく見かけるのは、このためです。

理由3:群れで行動し「追い食い」が多発する

9月上旬の今頃は、夏を越えて少しサイズアップしたサバの群れが回遊してくる絶好のシーズンです。

食欲旺盛なサバは群れで行動するため、一つのエサに何匹もが殺到し、一度に複数の針に掛かる

「追い食い」**が起こりやすくなります。

2匹、3匹と掛かると、それぞれのサバが好き勝手な方向に走り、ローリングするため、

仕掛けが複雑に絡み合い、お祭りになる確率が爆発的に高まるのです。

サバの猛攻でも大丈夫!お祭りを防ぐ3つの簡単対策

原因が分かれば、対策はシンプルです。

初心者でもすぐに実践できる3つのコツをご紹介します。

対策1:仕掛けを「太く」「短く」する 釣具店には「サバ用サビキ」や「太ハリス仕様」と書かれた仕掛けがあります。

これらは糸が太く、張りがあるため、サバのパワーにも負けにくく、絡みづらいです。

また、針の数が少ない(全長が短い)仕掛けを選ぶのも非常に効果的です。

対策2:ヒットしたら「ゴリ巻き」で一気に抜き上げる サバに主導権を与えないことが鉄則です。

「ブルブルッ!」とアタリがあったら、竿をしっかりと立て、ためらわずにリールを素早くゴリゴリと巻きましょう。

海面で暴れさせる時間を与えず、一気に抜き上げることで、横に走られたりローリングされたりする隙をなくします。

対策3:カゴを少し「重く」する 仕掛けの一番下についているカゴを、普段使っているものより少しだけ重くしてみましょう。

仕掛け全体が常にピンと張った状態になるため、サバが掛かって暴れても糸がたわみにくく、絡まりを大幅に軽減できます。

もし、お祭りしてしまったら…

どんなに対策しても、お祭りしてしまう時はあります。 そんな時は、慌てず騒がず。

  1. まずは落ち着いて、全ての魚を針から外しましょう。
  2. 絡まった中心部を見つけ、針先が服や指に刺さらないよう注意しながら、根気強くほどきます。
  3. しかし、一番の得策は「仕掛けを交換する」ことです。貴重な時合(釣れる時間帯)を逃さないためにも、予備の仕掛けは必ずいくつか持っていきましょう。

まとめ:原因を知って、サバの引きを存分に楽しもう!

サビキ釣りの大敵「お祭り」。

その原因が、サバの「横走り」「ローリング」「追い食い」というパワフルな習性にあることを

ご理解いただけたでしょうか。

しかし、対策は意外とシンプルです。

「太く短い仕掛け」を選び、ヒットしたら「ゴリ巻き」、そして**「少し重いカゴ」**を使う。

これだけで、トラブルは格段に減らせます。

お祭りを恐れず、そのパワフルな引きを存分に楽しんでください。

正しい知識があれば、サバはサビキ釣りの最高のターゲットになりますよ。

サビキ釣りの大敵「お祭り」。その原因が、サバの「横走り」「ローリング」「追い食い」というパワフルな習性にある。釣太郎

タイトルとURLをコピーしました