防波堤や磯場でよく見かける「テトラポッド(消波ブロック)」。
釣り人にとっては「魚影が濃い場所」や「人気の釣り場」にもなっていますが、実は大きな危険が潜んでいます。
特に初心者が何も考えずに立ち入ると、命に関わる事故につながるケースも少なくありません。
本記事では、テトラポッドで足を滑らせると非常に危険な理由をわかりやすく解説します。
1. テトラポッドは「滑りやすい構造」
・テトラポッドの表面はコンクリート製で、波や雨で常に濡れています。
・表面にコケや海藻が付着している場合、想像以上にツルツルと滑ります。
・見た目が乾いていても、潮風や湿気で意外と滑りやすい状態になっていることも多いです。
初心者は「普通の地面と同じ」と思って足を置いてしまい、転倒事故につながるケースが非常に多いです。
2. 転倒すると「骨折や頭部外傷」のリスク
・テトラポッドは角が鋭く、表面は固いコンクリート。
・少しの転倒でも膝や肘を強打し、簡単に骨折や裂傷を負う可能性があります。
・特に頭部を打った場合、即座に意識を失い海へ転落する危険もあります。
防波堤での転倒と比べても、テトラ上の転倒ははるかに深刻な事故につながりやすいのです。
3. 「隙間」に落ちると自力で脱出困難
・テトラポッド同士の隙間は想像以上に深く、人が丸ごと落ち込むことがあります。
・一度はまると体が抜けず、自力で出られない状況になるケースもあります。
・波が押し寄せると、水にのまれて命を落とす危険が一気に高まります。
実際に毎年、テトラでの転落・挟まれ事故は全国で報告されています。
4. 落水した場合は「救助困難」
・テトラ周辺は波が荒く、救助に近づくのが非常に難しい環境です。
・万一落水しても、仲間がすぐに助けられないケースがほとんど。
・救助隊が駆けつけるまでの間に体力を失い、溺死するリスクがあります。
つまり「落ちたら最後」と言っても過言ではありません。
5. 初心者は「テトラ釣りを避ける」のが最善
釣り初心者が最初からテトラポッドに挑戦するのは非常に危険です。
堤防や漁港など、足場の安定した場所から始めることを強くおすすめします。
どうしてもテトラで釣りをしたい場合は、以下の対策が必須です。
・滑り止め付きのスパイクシューズを履く
・ライフジャケットを必ず着用する
・単独釣行は避け、必ず仲間と行動する
・波が高い日は絶対に近づかない
まとめ
テトラポッドは釣り人にとって魅力的なポイントである反面、足を滑らせた瞬間に命を落とす危険がある場所です。
・表面が滑りやすい
・転倒で大けがのリスク
・隙間に落ちると脱出困難
・落水したら救助が難しい
これらの理由から、初心者は特に立ち入らないことが安全です。
まずは堤防や漁港など安全なフィールドで釣りを楽しみ、慣れてから徐々にステップアップしていきましょう。


