アオリイカ釣りといえば「潮が動いている時間帯がベスト」と言われがちですが、実は潮止まりでも釣果を出すことは可能です。
この記事では、潮止まりの時間帯にアオリイカを狙うためのコツや戦略を、初心者にもわかりやすく解説します。
潮止まりとは?釣りに不利な時間帯?
潮止まりとは、満潮や干潮のピーク時で潮の流れがほぼ止まる時間帯のこと。一般的に魚の活性が下がり、釣れにくいとされます。
アオリイカも例外ではなく、潮が動いている時間帯に比べて捕食行動が鈍くなる傾向があります。
しかし、潮止まりは「釣れない時間」ではなく、「釣り方を変えるべき時間帯」と捉えることで、他の釣り人が諦めるタイミングでも釣果を上げることが可能です。
潮止まりでアオリイカを釣るための5つのコツ
① ボトムステイで誘う
潮が動かないときは、エギを激しくシャクるよりも「ボトムステイ」が有効です。エギを底に着底させたまま、30秒〜1分ほど放置することで、波の揺れや微細な動きが自然な誘いになります。アオリイカは警戒心が強いため、静かなアプローチが効果的です。
② 潮のヨレ・障害物周辺を狙う
潮止まりでも、堤防の角や岩場、テトラ周辺などには微細な流れ(ヨレ)が残っていることがあります。アオリイカはこうした場所に潜み、ベイトを待ち伏せしています。潮見表だけでなく、現場の水面の変化や泡の動きにも注目しましょう。
③ エギのカラーとサイズを見直す
潮止まりでは水中の動きが少ないため、エギの存在感が重要になります。おすすめは「ナチュラル系カラー(茶系・オリーブ系)」や「夜光タイプ」。サイズは2.5号〜3号の小さめを選ぶことで、警戒心の強い個体にもアプローチできます。
④ 時合いの前後を狙う
潮止まりの「直前」や「直後」は、潮が動き始めるタイミングでアオリイカの活性が一時的に上がることがあります。特に満潮からの下げ始め、干潮からの上げ始めは狙い目。潮止まりの時間帯を「待機時間」として活用し、次の動き出しに備えましょう。
⑤ 夜釣り・朝夕マヅメを活用
潮止まりでも、時間帯によってはアオリイカの活性が高まることがあります。特に夜釣りや朝夕マヅメ(薄暗い時間帯)は、視覚に頼るアオリイカが積極的にエギに反応する傾向があります。潮止まり+マヅメの組み合わせは、意外な好機になることも。
潮止まり攻略におすすめのタックル
- ロッド:柔らかめのエギングロッド(7.6ft〜8.3ft)
- リール:2500番〜3000番のスピニングリール
- ライン:PE0.6号〜0.8号+フロロリーダー2号
- エギ:2.5号〜3号、ナチュラル系・夜光系を使い分け
潮止まりでは繊細なアタリを逃さないために、感度の高いタックルが有利です。ラインテンションを保ちつつ、エギの動きを丁寧にコントロールしましょう。
潮止まりでも釣れる!実釣例と体験談
筆者が和歌山県みなべ町の堤防で実釣した際、潮止まりの時間帯にボトムステイで3杯のアオリイカをキャッチ。潮が動かない時間帯でも、エギの存在感とポイント選び次第で釣果は十分に狙えます。
まとめ:潮止まりは「釣れない」ではなく「釣り方を変える」時間
アオリイカ釣りにおいて、潮止まりは確かに難しい時間帯ですが、釣り方を工夫すれば十分にチャンスがあります。
ボトムステイ、ポイント選び、エギの工夫、時間帯の活用など、複数の要素を組み合わせることで、
他の釣り人が見逃すタイミングで釣果を上げることができます。
潮止まりを制する者は、アオリイカを制す。ぜひ次回の釣行で試してみてください。


