「タイラバはただ巻くだけ」と言われることが多いですが、実はこの“ただ巻き”にこそ大きな
落とし穴があります。
初心者が知らず知らずのうちに間違った巻き方をしてしまうと、せっかくの真鯛のチャンスを
逃してしまうことに。
今回は遊漁船の船長やベテラン釣り師が口をそろえて教える「初心者が失敗しやすい巻き方」と
「本当に釣れる正しいスピード」について解説します。
初心者が失敗しやすい巻き方
1. 巻くスピードがバラバラ
・リールを巻く手に力が入りすぎる
・アタリが出るとついスピードが乱れてしまう
→ 真鯛はリズムに敏感な魚のため、速度のムラで違和感を与えてしまう
2. 速巻きしすぎる
・「反応がなければスピードアップ」と思いがち
・しかしタイラバはエサを追いかける釣りではなく、違和感なく吸い込ませる釣り
→ 速すぎると見切られやすい
3. 巻きが止まってしまう
・アタリを感じた瞬間にリールを止めてしまう
・これが最も多い初心者の失敗
→ 真鯛は追尾中にスピードが変化すると口を使わなくなる
正しい巻き方の基本
一定速度を守る
・どんな状況でも「リールハンドル1秒に1回転」を目安にする
・初心者はまず「ゆっくり安定」を意識する
アタリがあっても止めない
・コツコツとしたアタリが出ても、そのまま一定速度で巻き続ける
・真鯛は追尾しながら食い込むので、止めるとフッキングしない
タナを意識する
・底から10m前後が狙い目
・5〜10回転ごとに着底し直し、底付近を丹念に探る
正しいスピードの目安(AI試算)
・低活性時(冬・潮が緩い時):ハンドル1回転=約1秒〜1.5秒
・高活性時(夏・潮が速い時):ハンドル1回転=約0.7〜0.8秒
・標準:1秒に1回転
つまり、初心者はまず「1秒1回転」を基準に練習し、状況に応じて±20%調整するのがベストです。
巻きスピードと釣果の関係(イメージ)
・一定スピード維持 → ヒット率 約80%
・速すぎる → ヒット率 約30%
・巻きムラあり → ヒット率 約20%
・止め巻き → ヒット率 ほぼ0%
まとめ
・タイラバ初心者が一番やってしまう失敗は「スピードの乱れ」と「巻きを止めること」
・正しいスピードは「1秒1回転」が基本
・アタリがあっても止めず、一定速度で巻き続けることが最重要
・状況に応じて ±20% の調整で釣果アップ
「ただ巻くだけ」だからこそ、安定したリズムを守れるかどうかが釣果の分かれ目になります。
ぜひ次の釣行では、この巻きスピードを意識して真鯛を狙ってみてください。


