回遊魚のスピードを生む筋肉構造とは?|マグロ・カツオ・ブリを徹底解説

マグロ・カツオ・ブリといった高速回遊魚は、驚くほどのスピードとスタミナで海を泳ぎ回ります。

その秘密は「筋肉構造」と「体の形」に隠されています。

ここではイメージを交えながら、釣り人にも役立つ視点で解説します。


魚の筋肉は2種類に分かれる

魚の筋肉は大きく 「赤筋」「白筋」 に分かれます。

・赤筋(持久力型):酸素を使って長時間動ける筋肉。長距離移動や回遊に強い。

・白筋(瞬発力型):酸素を使わず、短時間で強い力を出す筋肉。餌を追うときや逃げるときに活躍。


マグロ|圧倒的な持久力を支える「赤筋」優位

・体全体の約30%が赤筋という特殊な構造。一般の魚よりも数倍多い。

・常に泳ぎ続けるため、赤筋をフル稼働させて「長距離回遊+時速70kmのスピード」を実現。

・さらに「体温維持機能(局所温熱)」があり、筋肉の働きを効率化している。

👉 マグロは「マラソン選手でありながら短距離走者でもある」万能型。


カツオ|赤筋と白筋の両方をバランス良く活用

・カツオは赤筋が多いが、白筋も発達しているため「瞬発力+持久力」を兼ね備えている。

・群れで行動するため、一斉に加速して小魚を追い詰める狩りが得意。

・釣り人が掛けると、一気に走ってドラグを鳴らすのは白筋が爆発的に働いている証拠。

👉 カツオは「スプリント型中距離走者」に例えられる。


ブリ|赤筋と白筋のバランス型

・ブリは赤筋も白筋もバランス良く持ち、万能型。

・時速40〜50kmとマグロやカツオほどの速さはないが、長時間回遊できる持久力がある。

・冬は脂を蓄えながら北から南へ回遊し、春や夏には沿岸に姿を見せる。

・釣りではスタミナを活かした「横走り」が特徴。

👉 ブリは「中距離型ランナー」に近い。


釣り人に役立つポイント

・マグロ → 回遊ルートを読むことが重要。掛けたら超速ランに耐えられるタックルが必須。

・カツオ → 群れの動きを見極め、ナブラ撃ちやルアーで狙うと爆発的な釣果が期待できる。

・ブリ → 季節ごとの回遊を意識。沿岸や堤防からも狙えるため初心者にも人気。


まとめ

・マグロは「赤筋主体」で持久力も瞬発力も兼ね備え、最速70km/h以上。

・カツオは「バランス型」で瞬発力が強く、群れでスピードを活かす。

・ブリは「万能型」で40〜50km/h、季節回遊を繰り返す。

👉 スピードと筋肉構造を知れば、魚の習性が理解でき、釣り戦略にも直結します。

マグロは「赤筋主体」で持久力も瞬発力も兼ね備え、最速70km/h以上。カツオは「バランス型」で瞬発力が強く、群れでスピードを活かす。釣太郎

 

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