カツオにはテンタクラリアが付いている方が美味しい?その理由を徹底解説

カツオ(鰹)は、日本の食卓に欠かせない人気魚。
刺身・たたき・塩たたきなど、様々な料理で楽しまれています。

しかしカツオを釣ったり市場で見ていると、「テンタクラリア」という寄生虫が付いている個体の方が美味しい と言われることがあります。
寄生虫が付いているのに美味しいとは、一見すると矛盾しているように思えますよね。

ここでは、なぜ「テンタクラリアが付いたカツオの方が美味しい」とされるのか、その理由を解説します。


① テンタクラリアとは?

テンタクラリアとは、カツオやマグロ類に寄生する寄生虫の一種です。
透明で細長いヒモ状の姿をしており、カツオの内臓や腹膜に付着しているのが特徴。

・人体には害がない
・身に入り込むことは少ない
・調理前に取り除けば問題なく食べられる

つまり「見た目は驚くが食べても無害」な寄生虫なのです。


② なぜテンタクラリアが付いている方が美味しいのか?

実は、テンタクラリアが寄生しているカツオには “ある共通点” があります。

1. 大型で脂がのった個体に多い

テンタクラリアは「体力があり、成長して脂がのったカツオ」に付きやすいとされます。
逆に痩せた個体や小型のカツオには寄生しにくい傾向があります。

2. 体質が安定している証拠

寄生虫が生きられるのは、宿主の体が健康で安定しているからこそ。
つまり「テンタクラリア付き=体力があり脂ののった良いカツオ」である可能性が高いのです。

3. 味の違い

脂がのったカツオは、赤身にも濃厚な旨味があり、モチモチとした食感になります。
そのため市場のプロや漁師の間では、「テンタクラリアが付いている方が旨い」 と言われるのです。


③ 実際の味わいの違い

・テンタクラリア付き → 脂がのり、甘みと旨味が強い。刺身・たたきに最高。
・テンタクラリアなし → 比較的さっぱりした味わいで、赤身らしい軽さ。

もちろんどちらも美味しいですが、食べ応えのある「トロカツオ」を味わえるのはテンタクラリア付きの個体に多いのです。


④ 安全性について

「寄生虫」と聞くと不安になる方も多いですが、テンタクラリアは人体に害はありません。
基本的に 内臓や腹膜にしか付かない ため、刺身やたたきにしても問題なく食べられます。

ただし見た目が気になる場合は、調理の段階で取り除けば安心です。


⑤ まとめ

・テンタクラリアはカツオに付く寄生虫の一種で無害
・大型で脂がのったカツオほど寄生していることが多い
・「テンタクラリア付き=脂ののった美味しい個体」の目印になる
・刺身やたたきにしたとき、旨味・甘みが格別に感じられる

カツオを選ぶときに、もしテンタクラリアが付いていても心配は不要。
むしろ「美味しいカツオの証拠」として、安心して食べてみてください。

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