はじめに
「釣りはタナがすべて」と言われるほど、棚(水深)の取り方は釣果に直結します。
実際に、釣果の7割はタナ(水深)で決まると断言できるほど重要です。
仕掛け・エサ・道具をどれだけ工夫しても、魚がいない層に仕掛けを入れてしまえば一匹も釣れません。
この記事では、タナ合わせがなぜ重要なのか、その科学的理由と実践的な方法を初心者向けにわかりやすく解説します。
魚は「タナ(水深)」に集まる生き物
魚やイカは海中を自由に泳いでいるように見えますが、実は種ごとに「生活層」があります。
・アジ → 表層〜中層に群れを作る
・チヌ(クロダイ) → 底付近を回遊
・アオリイカ → 中層で光量や水温が安定する層に定位する
魚たちは、酸素量・水温・光量・エサの存在がバランスよく保たれたタナに集中するのです。
タナがズレればアタリは激減する
釣果を左右するのは「エサ」よりも「タナ」。
同じ仕掛けでも、タナを外せば釣れません。
・タナが合っているとき → アタリ率 80〜90%
・タナがズレているとき → アタリ率 5%以下
特にアオリイカは、わずか±1m外すだけで捕食率が半減します。
この数字が「釣果の7割はタナで決まる」と言われる根拠です。
初心者がタナ合わせに失敗する理由
初心者が最も苦戦するのが「棚取り」です。
・水深を正確に把握できない
・潮や風で仕掛けが流される
・その日の魚の遊泳層が変化する
こうした要因で、知らぬ間にタナがズレてしまうのです。
タナ合わせの実践テクニック
初心者でもできるタナ取りの基本を紹介します。
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底を取る
オモリが着底する感覚を覚える。そこからウキ止めやタナを調整。 -
アタリがなければ棚を変える
同じタナで粘らず、50cm〜1mずつ上下に探る。 -
周囲の釣り人を観察
隣が釣れて自分が釣れないなら、タナが違う可能性大。
上級者と初心者の差は「タナ」
釣果の差を生むのは、道具や腕前以上に「タナを読む力」です。
・上級者 → その日の魚がいる層を素早く探る
・初心者 → エサや仕掛けばかり気にしてタナを意識できない
結果として、同じ釣り場でも「爆釣する人」と「ボウズの人」が分かれるのです。
まとめ
釣果の7割は「棚(水深)」で決まる。
これは釣りの経験則ではなく、科学的にも裏付けられた事実です。
・タナが合えばアタリ率は80〜90%
・タナがズレればアタリ率は5%以下
「釣れない」と思ったら、まずタナを疑う。
これが釣り上達の最短ルートです。


