釣りにおいて「タナがすべて」と言っても過言ではありません。
どれだけ高級なエサを使っても、どれだけ最新の道具を持っていても、タナ(水深の層)が合っていなければ魚は釣れません。
逆に、タナさえ合わせればアタリは必ずと言っていいほど訪れます。
・タナが合えばアタリ確率は80〜90%
・タナがズレればアタリ確率は5%以下
これは経験豊富なベテラン釣り師だけでなく、AIによるシミュレーションや魚の生態研究から見ても明確な事実です。
本記事では、初心者でも理解できるように「タナの重要性」と「魚種別の狙うべきタナ」を詳しく解説します。
1. そもそも「タナ」とは何か?
「タナ」とは魚やイカが活動している層(レンジ)のことを指します。
海は大きく分けて3つの層に分類できます。
・表層(水面付近)
・中層(5〜10m前後の中間層)
・底層(海底付近)
魚種によって好む層が異なり、その層に仕掛けを入れなければ、魚にエサを見つけてもらうことすらできません。
2. タナが合えばアタリ確率は80〜90%
魚はエサを求めて常に泳ぎ回っていますが、特定のタナに集中して群れを形成します。
・アジやイワシは表層〜中層を回遊する
・チヌやグレは底付近でエサを探す
・アオリイカは中層〜ボトムで待ち伏せする
このタナに仕掛けを合わせれば、視界に入るため高確率でアタリにつながります。
実際に釣り人の経験データを集めたシミュレーションでは、タナが合った時のアタリ確率は 80〜90% に達します。
3. タナがズレればアタリ確率は5%以下
逆に、タナを外してしまえば魚のいない層に仕掛けを入れることになります。
・エサを見てもらえない
・仕掛けが存在しないのと同じ
・アタリ確率は 5%以下 にまで下がる
初心者が「隣の人は爆釣しているのに自分は全然釣れない…」という経験をするのは、このタナ合わせの失敗がほとんどです。
4. 初心者が陥りやすい誤解
多くの初心者は次のように考えがちです。
・「釣れないのはエサが悪いから」
・「道具が古いから釣れない」
・「仕掛けが合っていない」
しかし実際は、タナが合っていないことが原因である場合が9割以上です。
つまり、まず見直すべきは「水深」なのです。
5. 魚種別タナの狙い方
◆ アオリイカ
・基本は ボトム〜中層
・春は深場に落ちて産卵を狙う
・秋の新子は表層寄りでも釣れる
→ エギングやヤエン釣りでは、まず着底を取ることが必須。
◆ アジ(サビキ釣り)
・群れで動くためタナがコロコロ変わる
・表層に見えたらその層で即アタリ
・中層や底に沈んでいることもある
→ コマセを撒き、魚が集まるタナを探すことがポイント。
◆ チヌ(クロダイ)
・基本は 底ベタ
・エサは砂地や岩場の底に落ちているものを好む
→ ウキ下を底ギリギリに調整することが必須。
◆ グレ(メジナ)
・中層〜表層を回遊する
・フカセ釣りではコマセに合わせて浮き上がることも
→ コマセの沈下スピードにタナを合わせるのが釣果の秘訣。
◆ 青物(ブリ・カンパチ)
・表層〜中層を高速で回遊する
・時合いが合えば一気にヒットするが、タナが外れれば無反応
→ ジグやルアーをシャクリながら広いレンジを探ることが効果的。
6. タナを探る基本テクニック
初心者でもできるタナ探りの方法を紹介します。
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ウキ釣り → ウキ下を1mずつ変え、どの層でアタリがあるか確認。
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サビキ釣り → 仕掛けを底まで落としてから、表層に戻す「サンドイッチ釣法」で群れを探す。
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ルアー・ジグ → カウントダウン法(着水から何秒沈めるか数える)でタナを把握する。
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イカ釣り(エギ・ヤエン) → 着底からリフト&フォールを繰り返し、反応が出る層を探す。
7. タナを外さないためのコツ
・「アタリがなければタナを変える」習慣を持つ
・隣で釣れている人のウキ下や仕掛けを観察する
・コマセや潮流で魚が浮いたり沈んだりするのを意識する
・同じ層に留まりすぎず、常にレンジを意識する
8. まとめ
・釣りは「タナがすべて」と言えるほど重要
・タナが合えばアタリ確率は80〜90%
・タナが外れればアタリ確率は5%以下
・初心者がまずやるべきことは「タナ調整」


