釣りの世界ではよく「タナを合わせろ」と言われます。
タナとは 魚やイカが泳いでいる水深(棚) のこと。
どんなに良い仕掛けやエサを使っても、タナが合っていなければ釣果は伸びません。
今回は初心者向けに「タナの考え方」と「探り方の基本」を解説します。
1. タナとは何か?
釣り用語で「タナ」とは 魚が主にいる層(水深の高さ) を指します。
・表層(0〜3m前後)
・中層(3〜10m前後)
・底層(海底付近)
魚やアオリイカは種類や季節、時間帯によって居るタナが変わります。
これを外すと、目の前にエサを垂らしても釣れないのです。
2. 魚とアオリイカのタナの違い
・魚の場合
シロギスなら海底近く、アジは中層、サヨリは表層など、魚種ごとに居るタナが大きく違います。
・アオリイカの場合
基本的には中層〜底付近に多いですが、時間帯や潮の流れでタナが変わります。
春の大型は底付近、秋の新子は表層〜中層で活発にエギにアタックする傾向があります。
3. タナを合わせることが釣果と直結する理由
釣れない大きな原因は「魚がいないタナで仕掛けを流している」ことです。
例えば、アジが中層に群れているのに底まで落とせば、全く反応はありません。
逆に底物のチヌを狙っているのに表層ばかり探っても無駄になります。
タナを合わせるだけで、同じ仕掛けでも釣果が大きく変わるのです。
4. 初心者でもできるタナの探り方
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ウキ釣りの場合
ウキ下の長さを少しずつ変えて、どの深さでアタリが出るか確認。 -
サビキ釣りの場合
最初は底まで落とし、徐々に仕掛けを巻き上げながら反応を探る。 -
エギングの場合(アオリイカ)
カウントダウンで沈下時間を測り、表層→中層→底と順番に探っていく。 -
ルアー釣りの場合
リトリーブ(巻き速度)を変えることで泳ぐ層を調整する。
5. 季節や時間帯でタナは変わる
魚やアオリイカのタナは常に一定ではありません。
・夏の昼間 → 表層や中層で活発
・冬や夜間 → 底付近に集まる
・朝夕のマヅメ → 活性が上がり、広い層を回遊する
この変化を意識することで、釣りの効率が一気に上がります。
6. まとめ|タナを制する者は釣りを制す
初心者が最初に覚えるべきなのは、道具よりも「タナを探る意識」です。
・タナを外す=魚がいない水中を探っているだけ
・タナを合わせる=魚やアオリイカの目の前にエサを届けられる
釣果と最も密接に関係しているのは「タナ合わせ」。
逆に言えば、タナを掴めば初心者でも驚くほど釣れるようになります。
今日からぜひ「タナを意識した釣り」を実践してみてください。


