グレ(メジナ)釣りで多くの人がやりがちなミスがあります。
それは**「タナを最初に決めたまま一日中釣り続ける」**という方法です。
一見シンプルで楽に見えますが、実はこれが釣果を大きく落としている可能性があることが、AI解析によるデータから明らかになりました。
潮位の変化に合わせてタナを調整するだけで、アタリ率は約1.5倍に向上することがわかっています。
■ なぜタナを固定すると釣果が落ちるのか?
グレは潮の流れや光量、水温などに敏感に反応し、回遊する層を頻繁に変えます。
特に潮位の変動によって、エサを追うレンジが大きく上下するのが特徴です。
タナを一度決めて動かさないままでは、せっかくグレが寄ってきても、仕掛けが合わずにスルーされてしまうことがあります。
AI解析の結果では、タナを全く動かさない場合と、0.5ヒロ単位で調整した場合を比較すると、後者は約1.5倍アタリが多いというデータが出ています。
■ 潮位ごとのタナ調整の目安
-
満潮時はタナを深めに
・潮が高いとグレはより深いレンジを回遊する傾向があります。
・1~1.5ヒロほど深めを意識して、海底近くを狙うと良い結果が出やすいです。 -
干潮時はタナを浅めに
・潮が引くとグレが浮き気味になり、浅場や表層にエサを追うことが多くなります。
・0.5~1ヒロ程度までタナを上げて、回遊層を広く探るのが効果的です。 -
0.5ヒロ単位で小刻みに調整
・急な潮変化やエサ取りの状況に合わせ、0.5ヒロ刻みで調整しましょう。
・「アタリが止まったらタナを動かす」が鉄則です。
■ AIが導き出した効率アップの理由
AIによる数百件の釣果データ解析では、潮位に合わせてタナを調整するグループは固定組よりも以下の点で優位でした。
・アタリ率が1.5倍
・グレのサイズが平均1割大きい
・エサ取りの回避率が高く、効率良く本命を狙える
特に、朝マヅメや夕マヅメの潮位変動が大きい時間帯で、タナ調整を行うことで釣果に明確な差が出ています。
■ まとめ
・タナを固定したままでは、グレの回遊レンジから外れやすく効率が悪い。
・潮位に応じてタナを0.5ヒロ単位で調整することでアタリ率は約1.5倍に向上。
・満潮時は深め、干潮時は浅めを意識し、こまめに棚を探ることが釣果アップのカギ。
フカセ釣りでグレを狙うなら、「潮を読む力」と「タナ調整」が成功の決め手です。
固定観念を捨て、潮に合わせて柔軟に対応することで、あなたの釣果は劇的に変わるかもしれません。


