【夏の食中毒】暑い季節に注意すべき原因・予防法・釣り人が特に気を付けたいポイント

1. 夏に食中毒が多い理由

・気温が20℃以上、湿度が70%以上になると細菌が急速に増殖する。
・食品が常温に長時間さらされることで、菌の繁殖スピードが10倍以上に加速する。
・水や氷、調理器具を介した二次汚染が起きやすい。
・釣りやバーベキューなど屋外での調理機会が増える。


2. 夏場の主な食中毒原因菌と特徴

● サルモネラ菌

・主に生肉、卵、加熱不足の鶏肉で発生。
・潜伏期間:6~48時間
・症状:腹痛、下痢、発熱、嘔吐

● 腸炎ビブリオ

・海水温が上がる夏に急増し、魚介類で特に注意が必要。
・潜伏期間:4~24時間
・症状:激しい腹痛、水様便、吐き気

● カンピロバクター

・生焼けの鶏肉や汚染水で感染。
・潜伏期間:2~7日とやや長め。
・症状:下痢、発熱、関節痛、まれにギラン・バレー症候群を引き起こすことも。

● 黄色ブドウ球菌

・おにぎりや弁当など、人の手を介して付着。
・毒素は加熱でも死滅しにくい。
・潜伏期間:1~6時間と短い。


3. 釣り人が特に注意すべきポイント

・釣った魚を真水氷で冷やすと、真水が浸透して身が痛みやすく、菌が増えやすい。
・海水をそのまま凍らせた「海水氷」を使用する方が低温維持が早く、食中毒リスクを減らせる。
・釣り場での内臓処理は速やかに行い、常温放置は避ける。
・ナイフやまな板は海水や魚血で汚染されやすいため、こまめな洗浄が必要。
・釣った魚を持ち帰る際は、できる限り低温(0~4℃)を維持することが重要。


4. 夏の食中毒を防ぐ基本対策

・手洗いを徹底する(石鹸で20秒以上)。
・調理器具は用途ごとに分け、魚と野菜・果物を同じ包丁で切らない。
・魚介類はできる限り速やかに冷却する。
・加熱調理は中心温度75℃以上を目安に。
・弁当やおにぎりは保冷剤を使い、4時間以内に食べきる。
・調理済み食品を直射日光にさらさない。


5. まとめ

夏は食中毒菌が最も繁殖しやすい季節です。
特に釣りで魚を持ち帰る際は、冷却スピードが食中毒予防の決め手となります。
「氷は海水氷を使う」「魚を常温に放置しない」この2つを徹底することで、夏場の食中毒リスクを大幅に減らせます。

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