赤くて大きな目を持つ魚=キンメダイ……と思ったら、実はチカメキントキだった!
そんな間違い、釣り人や市場でもよくある話です。
両者は見た目が似ていて混同されやすいですが、分類も生態もまったく異なる魚種です。
この記事では、見た目・味・釣り方・分類の違いをわかりやすく紹介します。
結論:キンメダイとチカメキントキは「別種」!名前だけ似ている!
| 項目 | キンメダイ | チカメキントキ |
|---|---|---|
| 分類 | キンメダイ科 | キントキダイ科 |
| 見た目 | 赤くて丸い体、大きな目、やや深場に生息 | 赤くてやや平たい体、目がより前方に張り出す |
| 目の特徴 | 金色に輝く目(タペータム層) | 大きく黒っぽい目、光ることもある |
| サイズ | 30〜50cm前後 | 25〜40cm前後 |
| 生息水深 | 200~800mの深海 | 30~200mのやや浅い場所 |
| 味・用途 | 高級魚。脂がのって煮付けが絶品 | 美味だがやや大衆的。唐揚げや塩焼き向き |
| 主な漁法 | 深海釣り、延縄、底引き網 | 船釣り、胴突き仕掛け、夜釣りなど |
| 市場価値 | 非常に高い(特に大型) | やや安価だが根強い人気 |
見分け方①:目の“金色”があるかどうか
・キンメダイ:金色の瞳がギラリと光る
・チカメキントキ:黒みがかった大きな目
キンメダイの目は、「タペータム層」によって金属のような光沢があるのが特徴。
対してチカメキントキは、名前に“金”が入っていても目は黒〜やや青光り系で、金色ではありません。
見分け方②:体の厚み
・キンメダイ:体が丸っこく厚みがある
・チカメキントキ:体が平たく側扁している
チカメキントキの“チカメ”とは「近眼」や「近目」ではなく、“平たくて小さめのキンメ”風の意です。
その名の通り、キンメダイに似ているけれど、少し小ぶりで薄い印象を受けるでしょう。
見分け方③:ヒレの色と形
・キンメダイ:背びれや尾びれが丸みを帯びている
・チカメキントキ:ヒレがやや尖ってシャープ
とくに背びれが鋭く立っているか、丸いかをチェックすると、両者の違いがつかみやすくなります。
見分け方④:釣れる水深と釣法の違い
・キンメダイは深海200m以上。電動リール必須の深場釣り
・チカメキントキは30〜100m程度でも釣れる。夜釣りも可
「そんな浅いところで釣れたのにキンメ?」と思ったら、大体チカメキントキです。
釣れた水深でも判別材料になります。
味の違いは?
・キンメダイ:とろける脂、甘み、煮付けの王様
・チカメキントキ:さっぱり系、唐揚げや塩焼き向き
チカメキントキも十分おいしい魚ですが、キンメダイの濃厚な脂と甘みには敵いません。
しかし価格差が大きいため、コスパで選ぶならチカメもアリ!
市場での表示に注意!
チカメキントキが「キンメ」と誤表示されて売られていることもあります。
特に安価すぎる“キンメの煮付け”は要注意。
魚体の厚み、目の色、身の脂をチェックしてみましょう。
まとめ|名前が似ているだけで、全然違う魚!
・キンメダイは高級深海魚、金色の目が特徴!
・チカメキントキは浅場に多い平たい魚、目は黒系!
・釣り方も味も異なる、知っておくと見分けも簡単!
見分けに迷ったら、
**「目の色」「体の厚み」「釣れた水深」**の3点でチェックすると間違いが少なくなります。

