
「石鯛釣りの歌」
1番
岩だらけの磯を越えて
重い荷物と夢を背負って
朝焼けの風を受けながら
今日も戦場(いくさば)へと立つ
潮の流れを読むその目
五感すべてで探る気配
研ぎ澄まされたこの仕掛けに
喰いついたら最後、逃がさない!
サビ
石鯛! 磯の王者
その引きにすべてを賭ける
ドラグが鳴り 心が叫ぶ
「来たぞ本命、勝負の時!」
石鯛! 釣り人の夢
血が騒ぐ、魂が燃える
一匹の価値は計り知れない
それが石鯛、それが誇りだ!
2番
サザエ、ウニ、蟹の香り
餌取りかすめて奴が来る
竿尻が浮いた、その瞬間
体中に電気が走る!
磯の波音すらも消える
世界が今、俺と魚だけ
一進一退、手に汗握る
その重量感は命の証
サビ2
石鯛! 鋼のような口
ハリをかけるのは職人技
たとえバラしても悔いはない
また明日も竿を出すだけ
石鯛! 王者に挑む
毎度が一生に一度の勝負
その姿を見れた瞬間に
釣り人でよかったと叫ぶ!
ラストサビ(熱く・ドラマティックに)
石鯛! 磯のロマン
俺たちを惹きつけて離さない
砕ける波と格闘の末に
姿現す銀黒の影
石鯛! 永遠の宿敵
だが誰よりも愛している
この海、この磯、この瞬間
すべてが石鯛に捧ぐ道
アウトロ(語り風)
――竿が震えた。
それが奴の合図だった。
釣り人の血が騒ぐのは、
いつだって石鯛がそこにいるからだ。

