◆ 偏光グラスをかけると「水面のギラつき」が消える
・水面は太陽光の反射でギラギラと光って見えます。
・この反射光は「水平偏光」と呼ばれ、目に直接届いて視界を妨げます。
・偏光グラスはこの反射光をカットし、水中の中がハッキリ見えるようにします。
◆ どれほど見え方が変わるのか?実感レベル
| 状態 | 水面 | 水中の様子 |
|---|---|---|
| サングラスなし | ギラギラして白っぽい | ほとんど見えない(魚影も見えない) |
| 偏光グラスあり | ギラつきが激減 | 海底の岩・海藻・泳ぐ魚まで見える |
・たとえば、アオリイカのサイトフィッシング(目視で狙う)では、偏光グラスがないとほぼ成立しません。
・ルアー釣りでも、チェイス(追ってくる魚)が見えるかどうかで釣果に差が出ます。
◆ 偏光グラスは天候に応じて色を変えると効果アップ
| レンズ色 | 天候 | 特徴 |
|---|---|---|
| グレー系 | 晴天 | 色のバランスを崩さず自然な見え方 |
| ブラウン系 | 曇り・朝夕 | 明るさを確保しつつコントラスト強調 |
| イエロー系 | 雨天・夕方 | 暗い状況でも視界確保(ただし反射カット効果はやや弱い) |
◆ 実釣での効果事例
・テトラ周りの魚影がはっきり見えて、仕掛けをどこに入れるか迷わない
・青物のナブラ(小魚を追いかける様子)を早く発見できる
・水深が浅い場所で根がかり(障害物)を事前に回避できる
・ウキ釣りで、水面の波の向こうにウキが沈む様子がよく見える
◆ 釣り人にとって偏光グラスは「視力強化アイテム」
・偏光サングラスは、単なる「眩しさよけ」ではありません。
・魚を見つける、地形を読む、仕掛けの動きを確認するなど、「目で釣る」ための道具です。
・釣りに行くなら、帽子・ライフジャケットと並ぶ「三種の神器」と言っても過言ではありません。
◆ 安物との違いに注意!
・安価な偏光グラスは偏光フィルターの性能が低く、水中がはっきり見えない場合もあります。
・釣り専用のメーカー品(TALEX、ZEAL、Daiwa、SHIMANOなど)は性能が段違い。
・できれば実店舗で試着して、自分の目に合うものを選びましょう。
✅ まとめ
・偏光グラスを使うと水面の反射が消え、魚や地形が見えるようになる
・釣りにおいては必須級のアイテムで、釣果アップにも直結
・天候に応じたレンズ選びで効果倍増
・安物は性能にバラツキがあるので要注意

