アオリイカの感覚器官を徹底解説!視覚だけじゃない?嗅覚や聴覚の実力とは?

アオリイカは、釣り人から「視力のいい賢いターゲット」として知られています。

ですが、実際のところ
・どれくらい視覚が発達しているのか?
・嗅覚や聴覚は本当に弱いのか?

今回は、アオリイカの感覚器官に焦点を当て、釣りに役立つ豆知識として詳しく解説します。


■ 1. 視覚が圧倒的に発達しているアオリイカ

アオリイカは、海の生き物の中でもトップクラスに視力が鋭いことで知られています。

・両目が大きく、暗い海中でも光を捉える能力が高い
・人間と同じ「カメラ眼」の構造を持ち、ピント調整もできる
・色はほとんど見えていないが、「明暗」や「動き」に対する反応は極めて敏感

エギの動きやアジの泳ぎを一瞬で見抜き、仕掛けにアプローチしてくるのもこの視覚の発達のおかげです。


■ 2. アオリイカの「嗅覚」は意外と優秀!

一見、視覚だけに頼っているように思われがちですが、アオリイカには**嗅覚(においを感じる能力)**も存在しています。

・触腕(獲物を捕らえる長い腕)や口元にある「化学受容体」でにおいを感じ取る
・特にアミノ酸や血のにおいに反応しやすく、傷んだ魚やエビにも寄ってくる
・生餌や集魚剤が効くのは、この嗅覚が働いているから

ただし、魚のような「鼻」はなく、水中に溶けた化学物質を触覚的にとらえるという方式です。

つまり、「におい」というより化学的な味成分を感じ取る能力といった方が正確です。


■ 3. 聴覚はあるが、魚ほど敏感ではない

アオリイカにも「音」を感じる器官はありますが、魚類ほど聴覚は発達していません

・内耳にあたる「平衡胞(へいこうほう)」で、低周波の振動を感知
・特に200Hz以下の海中音や波動、エンジン音などの低音には反応すると言われています
・ただし、鼓膜のような器官はなく、精密な音の方向感知はできません

つまり、音というよりは振動に敏感な生き物であり、着水音や水中での異変には注意を払っています。


■ 4. 釣りに活かせる感覚器官のポイント

アオリイカの感覚器官を理解すれば、釣り方も変わってきます。

【視覚重視のエギング】
・日中の釣りでは、派手なダートアクションや明暗の差が効く
・光を反射するカラーやシルエットが決め手になることも多い

【嗅覚を意識したヤエン釣りやウキ釣り】
・アジの鮮度や弱り具合で食いが変わるのはにおいと味によるもの
・冷凍アジより活きアジが釣れる理由の一部もここにある

【振動を嫌うアオリイカ】
・堤防でのドスンドスン歩きや、エンジン音などの振動には敏感
・静かなアプローチが大物ゲットの秘訣です


■ 5. まとめ:アオリイカは五感のバランスが取れた“ハンター”

アオリイカは、視覚が圧倒的に優れているだけでなく、
・化学的な嗅覚
・低周波の振動を感知する聴覚

など、非常に繊細で賢いハンターです。

釣り人がこの「感覚の鋭さ」を理解すれば、
・エギングでは見せ方
・活きアジ釣りでは動きと鮮度
・ポイント選びでは静けさとタイミング

といったポイントに気を配ることで、釣果アップに直結します。

アオリイカは、ただの「墨を吐くイカ」ではありません。
海の中でもっとも敏感で、釣り人の腕を試す知的な相手。

この知識を活かして、ぜひ次の釣行で差をつけましょう!

アオリイカは、視覚が圧倒的に優れているだけでなく、化学的な嗅覚・低周波の振動を感知する聴覚など、非常に繊細で賢いハンターです。釣太郎

 

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