【夏の釣り注意喚起】釣り魚の食中毒、冷却不足が原因?腸炎ビブリオ対策には「海水氷」が鍵!

◆釣った魚で食中毒?意外と多い「腸炎ビブリオ」のリスク

・釣った魚は新鮮=安全
と思われがちですが、それは正しく冷却・管理された場合のみです。

・特に夏場の海水温が高い時期に注意したいのが、「腸炎ビブリオ」。
これは海水中に存在する細菌で、生魚や魚介類の表面に付着しやすく、常温・冷却不足で急激に増殖します。

・厚生労働省も注意喚起しており、特に釣った魚を刺身で食べる方は要注意です。


◆腸炎ビブリオの特徴とは?

・【好塩性細菌】=塩分を好む性質を持つ
・25〜35℃の温度で最も活発に増殖
・常温のままだと、6〜8時間で100万倍にまで増えることも

つまり、
「釣り→持ち帰りまで常温放置 or 真水氷での冷却ミス」が、
食中毒のリスクを大幅に高めてしまうということです。


◆海水氷が安全のカギ!真水氷との違いは?

比較項目 真水氷 海水氷
浸透圧 魚にとって不自然(ダメージあり) 魚の体液に近く自然
溶け方 急激に溶ける 比較的ゆっくり溶ける
冷却効率 表面が焼ける(魚が白っぽくなることも) 均一に冷える
病原菌対策 不十分な場合も 腸炎ビブリオの増殖を抑制しやすい

真水氷は魚の体表にストレスを与えやすく、細菌への防御力も低下しやすいため、
冷却しているつもりでも、腸炎ビブリオが増殖するリスクがあります。

・一方、海水氷は魚の生理環境に近く、細胞に負担をかけずに急冷できるため、
鮮度保持と細菌抑制の両方を実現できます。


◆実際にあった!釣り魚による腸炎ビブリオ食中毒の事例

・夏場、堤防釣りで釣ったアジをそのままバケツで持ち帰り
→ 刺身で食べた3人中2人が腸炎ビブリオによる下痢・腹痛を発症

・港で釣ったイカを真水氷で冷やしたが、保冷時間が長く常温近くに戻っていた
→ 翌日、食べた家族全員が軽い食中毒症状

これらはすべて、海水氷を使っていれば防げた可能性のある事故です。


◆安全な釣魚保存のためのチェックリスト

✅ 保冷ボックスには事前に海水氷を作っておく
✅ 氷が溶けたら冷えた海水ごと再利用(真水を追加しない)
✅ 釣った直後に血抜き+即冷却で雑菌の繁殖を防止
✅ 家に帰ってもすぐに冷蔵 or 冷凍で保存処理


◆まとめ:釣った魚の食中毒は「冷やし方」で防げる!

・食中毒は「腐ってる魚」だけが原因ではありません。
・釣ってすぐの新鮮な魚でも、冷却方法が甘いと細菌が一気に増えるのです。
・特に腸炎ビブリオは、真夏の海と真水氷の組み合わせで爆発的に増殖することがあります。

だからこそ、
「釣った魚を安全に美味しく食べたい」なら海水氷が最も確実な手段です。


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【夏の釣り注意喚起】釣り魚の食中毒、冷却不足が原因?腸炎ビブリオ対策には「海水氷」が鍵!釣太郎

 

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